爽やかな秋晴れのもと、今回、目指したのは特別史跡に指定されている旧閑谷学校。
山に囲まれた静かな佇まいの学校です。
旧閑谷学校とは
旧閑谷(しずたに)学校は平成27年に最初の日本遺産として認められました。
公式サイトによれば、
閑谷学校は江戸時代前期の寛文10年(1670)に岡山藩主池田光政によって創建された、現存する世界最古の庶民のための公立学校です。
from: 特別史跡旧閑谷学校
とのことです。
300年以上も前から地域のリーダーを育成することを目的として、学ぶ心や礼節を重んじた教育を行なっていた地です。
講堂
この記事のトップ画像にもなっている講堂は国宝・重要文化財に指定されています。
屋根は備前焼の瓦なので赤茶色に見えます。さすが焼き物の本場ですね。
内部も見学ができますが基本的には縁側まで。
講堂内は漆塗りの床が敷かれており、今でも岡山県内の学生が孔子を習ったりするそうです。
とても素敵な雰囲気に包まれていました。
紅葉
旧閑谷学校は紅葉の名所としても知られています。
特に敷地内にある1対の櫂の木は、左右で紅色と黄色に染まりとても美しいとのことです。
しかし、2016年11月初旬ではまだ色づいておらず、早すぎた印象。
残念ながら今年は紅葉ライトアップの期間とずれてしまったようです。
また、色づいたら来てみようと思います。
アクセス
山陽自動車道の和気ICから自動車で約10分。
高速道路を降りてから374号線を南下し、中山サーキットを目指します。
サーキット横から伸びる広域農道は最近開通したと思われますが、これを使うと便利でした。