大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

【普通二輪MT】18時限目:卒業検定

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素晴らしい秋晴れ!…とはいきませんでしたが、雨も降らずに当日を迎えました。

いよいよ卒業検定です。

果たして、大将の運命やいかに!?

今日やったこと

集合

私が通っている教習所の卒業検定は午前中に行われます。

そのため朝の9時に集合。

こんな平日に教習所に来て検定を受ける人は多いわけがなく、普通自動二輪車の受験生はなんと自分だけ!

時間になるまでひたすら孤独にコース図を読んでイメージを膨らませます。

検定員のおじさまは初めてお会いする方でしたが、気さくに世間話をしてくれたので緊張がほぐれました。

教室から出発地点に行く途中に出会った仲の良い教官も応援してくれました。

スタート

さてさて、時間になりましたし準備も整ったので検定開始です。

検定員のおじさまはコース中央の監視小屋に登っていきました。

教習車のエンジンガードに付いているスピーカーから声が聞こえてびっくり。

これってトランシーバーと繋がっていたんですね!

 

検定員「大将さん、はじめていいよ〜」

 

この声を合図に乗車の儀を執り行いました。

一本橋・スラローム

この一発中止項目が多い課題を初っ端に連続で設けているのが我が自動車教習所。

ダメな時にはさっさと終わらせてあげよう、という配慮なのかは分かりません。

ともかく、これらは即死しないようにだけ気を配って通過します。

タイムなんて全く気にしません。

スラロームは確実に曲がれる速度で、一本橋は乗ったらノーブレーキで駆け抜けます。

でも、検定終了後には何も言われませんでした。

意外とタイムは大丈夫だったのかも。

クランク・S字

最初の一本橋とスラロームをクリアして気が緩んでしまうと、クランクは思わぬ伏兵となり得ます。

道幅に決して余裕があるわけではないので、ちょっと崩すと即パイロン接触です。

まぁ、ここも深く意識しすぎずに通過することにしました。

坂道発進

一番苦手な坂道発進。

教習所内の坂道には急な坂と緩やかな坂があり、今回は緩やかな方。

ラッキー!と思っていたら、まさか2度もエンストしました。

ここが自覚している最大の失点です。

1度くらいは覚悟していたのですが、2回目も失敗してエンジンが止まってしまうと変な汗が吹き出るのが感じられました。

3度目の正直でなんとか突破。

はぁ、心臓に悪い…(*-д-)-з

急制動

練習時は速度出しに苦労したのですが、今回はちゃんと落ち着いて操作できたと思います。

40km/hを少し上回る速度を維持し、目印のパイロンでブレーキ。

タイヤはロックせずにちゃんと目標の11m以内で停止できました。

完全停止する前にクラッチを切ってエンストを防ぐ余裕もありました。

ま、できて当たり前なんですけど。

終わってから

降車の儀を終え、控え室でプロテクター類を外していると検定員のおじさまが戻ってきました。

坂道発進の失敗で少し凹んでいたのですが、おじさまが公道に出た時の注意点ばかり口にするので「もしや?」と期待感が高まりました。

そして、一通り公道での危ない点を話してくれた後、卒業者アンケートを手渡されて結果発表前に期待感は確信へと変わりました。

今日の感想

お茶目(?)な検定員

朝までは非常に緊張していたのですが、検定員の気さくなおじさまの雑談に救われました。

ほとんど相手のマシンガントークに付き合っていただけですが、独りで検定開始を待つよりかは何百倍もマシです。

さらに、このおじさま、検定中に気を利かせてコースを無線で教えてくれました。

しかし、しょっちゅう間違うんですよね(笑)

 

検「じゃ、次は坂道に進もうか」

 

僕(え…次はスラロームのはずでは?)

 

僕(いや、まさか検定員が間違った指示を出すわけもないし…)

 

僕(しかし…うむ、わからん。手を挙げるか)

 

検「あぁ、ごめん、スラロームじゃ。あはは」

 

僕「をいぃぃぃッ!!」

 

直前に「コースが分からなくなった場合は停止して手を挙げる」と決めていたのがまさか役に立つとは…

最後の方は無線でのコース案内を無視して自分の記憶を頼りに走行してました。

教習を振り返って

ふと、自動車学校に入校した2ヶ月前を思い返してみました。

その当時はバイクの乗り方なんて想像もつかなかった人が、20回にも満たない練習でここまで乗れるようになるのか!なんて自分でもびっくりです。

蓋を開けてみればストレートで通ってしまったので、公道に出る前にもっと練習が必要だったのでは?と不安にもなります。

そんな肝心の運転技術ですが、今日は緊張のあまりメリハリもなく、坂道で2度もエンストし、、、とヘタッピな運転ですが、合格は合格です。

これからの公道デビュー後も安全第一を心がけて精進していきたいですね。