最近、「バイバイ、○○」シリーズが続いております。
断捨離にハマっているわけでもないのですが、新生活を昨秋から始めたのに伴って様々な「過去」とサヨナラしています。
おそらく、所有物の過去の思い出を語る投稿も今回が最後なると思います。
Canon EOS 5D markIIとの6年弱
2008年発売。自分が手にしたのは2011年か2012年。6年弱のお付き合いでした。
当時、まだ写真歴が浅い学生の自分がフルサイズ機を持ってても宝の持ち腐れ。
絞りとシャッタースピード、ISOの関係がやっと理解した程度の知識。
あとは感覚で適当に撮っていました。
それでも写真が上手くなったような錯覚をさせてくれました。
しかし、社会人になると写真撮影に割ける時間が減りました。
それでも貴重な週末のお供に連れていって、各地で思い出を残してくれました。
この5D markIIが短い6年弱の間で最も活躍したのは昨年の日本一周の旅でしょう。
ミラーレス一眼のOM-Dと散々迷いましたが、5D markIIをスタメンに選抜して正解でした。
持ち運びこそ不便でしたが、手に馴染んだ操作感で迷わず瞬間を収めることができました。
一緒にいてくれた時間で撮影した枚数は28,500枚くらいかな?
耐用撮影枚数の15万枚には遠く及ばなかったけど、不具合らしい不具合は全く生じず、よく頑張ってくれました。
ありがとう。
手放した理由
5D markIIを手放した理由はいくつかあります。
その中でも一番は性能面での見劣り。
長年使うと慣れているので非常に使いやすいのですが、やはり発売から10年目を迎える一眼レフとなると性能面で物足りなくなってきます。
特に、ここ数年でカメラ界隈の技術で急激な進歩を遂げたのは高感度撮影だと思うんです。
つまるところISOなのですが、常用6400とはいえ3200あたりからノイズが目立ち始めてしまう5D markIIは夜景や星景を撮るときにストレスを感じました。
「欲しい絵が撮れない」「切り取りたい瞬間が残せない」「もっと良いカメラなら綺麗に撮れるのに…」
自分の技量のなさをカメラのせいにしているだけですが、ついついそう考えてしまうのです。
他にも理由はありますが、色々なことのタイミングが重なって手放すことにしました。
今後のカメラ体制
実は悩んでいます。これを機にマウントを変更してしまおうかと思うんです。
家電量販店で様々なカメラを手にしてみて、やっぱり自分にはミラーレス機ではなくて一眼レフが必要だと感じました。
代替えを順当にいけば後継機種の5D markIVですが、あまりにもスペックが高すぎて使いこなせない。てか、高額すぎて無理。
そうなると、フルサイズ入門機の6D markIIという選択肢もありますが何故か惹かれてない。
そして、NikonのD850を触って純粋に「すげー!」と思ったり、隣にあったD750のコスパを見て「ちょーすげー!」となったりしているわけです。
これはD750をボディのみで買って、NIKKORの28-300mmを付けて便利ズームで気楽に撮影するかな?という妄想が膨らみます。