杜の都に住む人々はお祭り好きです。大きな飾り物で有名な七夕だけでなく、年間を通して様々なイベントが行われています。
そんな仙台の冬の風物詩といえば「SENDAI光のページェント」。
仙台の冬の風物詩
秋口になると駅前のアーケード街で開催資金を募る募金箱が設置されます。それを見ると「あ、冬がやってくるなぁ~」と伊達な人たちは思うとか思わないとか……。
やっぱり、イルミネーションで一番テンションが上がるのは「点灯する瞬間」だと思うんですよ。
その点、仙台人はよくわかっていて、18時、19時、20時の3回、一度すべての明かりを消して、再び明かりを灯してくれます。真っ暗な定禅寺通りがパァーッと光に包まれていく様子は必見です。
また、定禅寺通り横の広場では様々な出店が軒を連ねます。東北名物のほかほかグルメで暖をとるのも良し、オトナな人々は空調完備のビヤホールでワイワイやるのもよしですね。
勾当台公園でスケートできます
そんな広場で最も人気があるのはスケートリンク。
『東北に暮らす方々はみんなスケートが上手なんだろうな〜』と思いきや、意外にも踏み出した途端に転ぶ人や柵にしがみついてヨチヨチ歩きの人も多数。
でも、みんな笑顔。だって、友達や大切な人とスケートするなんて楽しいに決まってるんですもん。
で、さっきから気になるのは、スケートリンクの端っこに立ったまま真剣な表情の高校生くらいのボーイズ3人組。
一緒に来たガールズにカッコいいところを見せようとしたのに、どうやら彼女達の方が上手に滑れるので作戦会議中みたい。
「あいつ、意外と上手いんだな…」
「…どうする?メシ、どこに行く?」
くそぅ!甘酸っぱすぎる!!
僕も高校生の時にスケートリンクでドキドキしたかったぞ!!(なお、男子校だったので出会いがなかった模様)
氷点下の夜だって恋の駆け引きには敵わないね!
ではでは…