大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

MacBookを約10年ぶりに買い替えたお話

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自分へのクリスマスプレゼントでMacBook Proをポチりました!

……ということで、昨年末、また大きな買い物をしてしまいました。これで2018年の収入をほぼ全額使ったことになります。

9年間のアリガトウ

クリスマスイブの変な勢いで、気付けば2018年7月に発表された最新モデル(13インチ、Touch Barつき)を手にしていました。どう考えても完全に予算オーバーだけど、とても満足しているので問題ないです(いや、問題ある)。

ちなみに、購入を迷っているときの様子はこちら…

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さてさて、今まで頑張ってくれたのはMacBook late 2009。白いポリカーボネートのボディーは綺麗なだけでなく、傷が入っても目立ちにくいのが嬉しかったですね。

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9年間、よく頑張ってくれました!

しかし、12月初旬に定期的なセキュリティーアップデートで失敗。ついに起動不能に……

こうして9年間に渡る活躍に感謝しつつ、引導を渡すことにしたんです。

そして、今回、購入したMacBook Proがこちら。

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これで僕もスタバでドヤれるね(^ω^)

内容物は本体のほかに電源アダプターとケーブル1本、取扱説明書類だけでした。

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“信者の証”のリンゴシールも同梱されている!

ちなみに、今回は新品ではなく整備済製品を購入しました。

ここで販売される12〜13インチのMacBookは無印、Air、Proを問わず、激烈な争奪戦だったりします。今回も入手するのに少し苦労しました。

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整備済製品の箱には「Apple Certified Refurbished」の記載があります

使ってみて

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光るキーボードがカッコいい

一番感動したのはディスプレイですね。

これまでRetinaディスプレイはiPhone7でしか使ったことがありませんでした。21.5インチのiMacも所有していますが、Late 2012モデルなんでディスプレイはRetinaじゃないんです。

試しに過去に自分で撮った写真を表示してみたら、「撮影スキルが上達したんじゃないか?」と錯覚しました。それほど見違えて写真が綺麗に表示されます。まるで印刷物のような緻密さです。

あと、ペチペチとした打鍵感のキーボードは思ったよりも気になっていません。もちろん、もっと深く沈み込むキーのほうが長時間のタイピングでは楽なんでしょうけど、力を抜いて優しいタッチで打てばオッケーです。

新旧比較

せっかくなので、MacBook Late 2009とMacBook Pro Mid 2018を並べて比べてみましょう。

まず左側面。

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色々な端子がUSB Type-Cに集約されましたね

2009年モデルのMacBookはシンプルながら、有線LANなど各種インターフェースが搭載されていて、だいたいのことが一台で完結する素晴らしい製品でした(プロジェクターのVGA端子にはアダプターが必要だったけど)。

反対側の右側面。

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今の子ども達は円盤状のディスクなんて使わないよね……

現行MacBook ProのUSB Type-Cが2つとイヤホンジャックだけでもシンプルに見えるけど、2009年モデルのCDの差し込み口だけという割り切りも美しく思います。

続いて正面。

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電源インジケーターも省略されましたね

ノッチのデザインや大きさがほとんど変わっていないのが驚き。

ひっくり返して裏面。

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リンゴ教の紋章が誇らしいですね

2009年のMacBookは底にもリンゴマークが刻印されていました。また、古いMacBookは改造も容易で、6本のネジを外すだけでRAMやHDDの換装が可能でした。

開いて並べてみたところ。

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ひとまわりサイズが違って見えます

こうやって見ると9年間で小型化が進んだことが分かります。てか、新しいMacBook Proは薄すぎて折れそうで怖い…

言うまでもなく、性能は比べ物にならないくらいMacBook Proが上です。だって、Core 2 Duoから第8世代のCore i5 クアッドコアへの進化ですからね。でも、中には2009年モデルのMacBookの方が優れている部分もあると感じています。

特に電源ケーブル。MagSafeの廃止は本当に残念です。これは電気ポットのように磁力で電源ケーブルを本体に接続する機構で、もしケーブルを引っ掛けてしまっても端子が外れるだけなので本体の落下を防げました。あと、MagSafeの端子部分には充電状態を知らせてくれるLEDのインジケーターもあったので意外と便利でした。

一緒に買ったもの

MacBook Proの運用開始にあたって、以下のアイテム2点を購入しました。

Satechi マルチハブV2

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統一感ハンパないって!

MacBook Pro(Touch Barつき)にはイヤホンジャックが1つにUSB Type-Cの穴が4つだけ…

非常にシンプルな構成ですが、僕は「使い勝手が悪い」とか思いもしませんよ。だって、リンゴ教の敬虔な信徒の端くれとして完全無欠なAppleのデザインを受け入れているので。

だけど、マルチハブは必須アイテムだと思うんです。USB Type-Cは使い勝手が… いや、時代がまだ追いついていないから。

色々調べると、SatechiのマルチハブV2はYouTuber達が絶賛してました。拡張性や性能はもちろんのこと、上の写真の通り、純正品と見間違うほど本体色に馴染んでいますね。

そうだ、Appleさん、次からはこいつを同梱してくれ。

moshi Clearguard

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リンゴ神はラップトップ端末をクリーンルームで使えというのか……

残念ながら現行のMacBookシリーズには弱点があります。それはキーボード。ホコリや異物が入り込んだら誤作動したり反応しなくなるとのこと。

一応、今回、手にしたMacBook Proは第3世代のバタフライキーボードを搭載し、ホコリ対策として内部にシリコン膜が追加されています。だけど、結局、ホコリの侵入は完璧に防げないようです。

なので、キーボードにカバーをすることにしました。ただ、掃除をするときに簡単にはがせたほうが便利なので、付属のシールは使わずに右矢印キーのところにマスキングテープを貼って “仮止め” しています。

こんな姿のMacBookを見たら、鏡面仕上げ時代のiPhoneにケースを付けることさえ嫌ったというスティーブ・ジョブズは

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と発狂するに違いありません。

でも、僕は創造主に怒られてもパソコンを壊したくないのでカバーをします。

こうしたキーボードカバーは安価なものだと凸凹に変形してしまいます。そして、それが閉じた時に画面に接触して、跡を残したりするのが嫌なんです。

なので、評判の良かったmoshiにしました。3,024円もしました。

このカバーの最大の特長は厚さ0.1mmの極薄シリコン製であること。装着している感がないし、サラサラとした肌触りも心地よい… て、コンドームのレビューみたい。

カバーとしての品質は申し分ないのですが、1mmほど左右に小さいのでジャストフィットとは言い難いのが残念ポイント。でも、返品するほどでもないし、普段のタイピングでは全く問題ないのでこのまま使います。

色々と書きましたが、新しいMacBook Proを触りたいがために夜更かしをするほど気に入ってます。

前任MacBookのように9年間も頑張れ、とは言いませんが、数カ年単位の長い付き合いで頑張ってもらおうかと思います。

ということで、年の瀬に大きな買い物をしたお話でした。

ではでは…