東京オートサロン2020でそのベールを脱いだ、トヨタ GRヤリス。
今回は話題のホットハッチを描いてみました。
可愛い顔して……
このクルマを見たときに目に着いたのは、その可愛げなフォルム。
でも、その下には272psを叩き出すエンジンを隠しています。
可愛い顔をしているからって、ナメてかかると痛い目を見るやつですね。
——さてさて、イラストは少しデフォルメを加えて車体を描いてみました。
やはりWRCのノウハウを基に開発されたクルマなので、ラリー走行をイメージしたシーンです。
巻き上げた土煙については、これが僕の画力の限界でした。
煙とか水とか流体は描くのが非常に難しいですね。修行あるのみです。
それを誤魔化すためにネオンサインがチラチラするシンプルバージョンも作ってみました。
なんか気分がノったのでスマートフォンの壁紙も作成してみました。
iPhoneのダークモードと相性が良さげです。下の写真はライトモードですけど……。
Twitterで配布してますので、以下のリンクから表示&ダウンロードできます。
たいしょう (@TaishoGoes) on Twitter
トヨタの本気
直接、GRヤリスを見たわけでも乗ったわけでもなく、あくまでも個人的な感想なんですけど……
少し前までトヨタという自動車メーカーには『退屈な大衆車を売りさばく企業』というイメージを抱いていました。
でも、ここ最近のトヨタのラインナップからは Fun to drive, again. をひしひしと感じさせます。
特にヴィッツベースのGRMNブランド車は5〜6年前から出ていて、『頑張ってるなぁ〜』と思っていました。
しかし、ついに「市販車を改造してレース仕様にする」のではなく、「レースで勝つためのクルマを市販化する」というアプローチをGRヤリスで採用したのは驚きです。
正直、そんな開発はトヨタにはできないと思ってましたから(偉そうに……すいません)。
GRヤリスには新開発エンジン、カーボン素材やアルミ素材を用いた軽量化などなどが惜しみなく使われています。
また製造も専用ラインで熟練工が手掛けるようです。
ここまでメーカーが本気を出したコンプリートカーが400万円だと思うと、むしろ安いのでは!?
これぞトヨタの男気、て感じがしますね。
激動の自動車業界をトヨタがどのように戦い抜くのかが楽しみです。