ギャップに萌える、スターワゴン
今回、描いてみたのは三菱自動車のデリカ・スターワゴン。
今でも後継車種のD:5がラインナップされていますが、これは1986年にデビューした3代目になります。
このクルマは僕が小学生の頃、知人が乗っていて『カッコいいなぁ〜』と見上げていたもの。
ポイントは緩やかなカーブを描くボデーと不釣合いな武骨でイカツいパイプバンパーのギャップ萌えですね。
なんだかゴッツい武器を使って戦う少女キャラにハマる人の気持ちがわかる気がします。
『こんな不釣り合いな装備で……?でも、そこがいい!!』みたいな?(笑)
まぁ、それは置いておいて、こうした実用性重視のクルマって、重機とか軍用機に通じる “機能美” 的な美しさがあると思うんですよ。
余計な装飾がなくシンプルだからこそ本質的で機能的。そこに美しさを感じる……というやつです。
余談ですが、個人的にイチオシしておきたい武骨デザインの乗り物は、ホンダのモトラですね。
ハンターカブみたいに125cc版でリバイバルされないかな?なんて淡い期待を寄せています。
あとはトヨタのハイエースや日産のキャラバンといった商用バンも、『どうユーティリティーを向上させるか?』なんてDIYの妄想がはかどるので大好物です。
彼らはタヌキ……?
一応、車名が「スターワゴン」なので、イラスト内では天体観測に繰り出す様子を描いてみました。
そして、クルマの横で夜空を見上げているのは彼ら。
妻はイラストを見せるなり「タヌキ!」と言ったのですが、本当はアライグマのつもりで描いたんですよね……。
でも、確かにタヌキとアライグマ、あとレッサーパンダあたりは違いがよくわからないかも。
レッサーパンダは赤みがかった体毛なので見分けやすいのですが、タヌキとレッサーパンダは尻尾の模様が違うらしいんです。
ま、こうして受け手が混同してしまうのは僕の画力の問題もあるわけですので、これからも精進を続けていきたいと思います。
ではでは。