主夫の夜は長い
主夫の夜は長いです。私たち夫婦の間には子供がいませんので、朝にお弁当を詰めて妻を送り出したらあとは夜まで暇です。
なので二度寝もし放題。ついつい甘えて妻が寝静まったあと、夜更かしをしてしまいます。
そんなとき、妙な考えが思い浮かぶものです。
『僕が見ている世界を妻も同じように見ているのだろうか?』
そんな疑問が頭に湧いてから、ずっと考え込んでしまっています。
隣人の脳内は別世界
いろいろと調べたり考えたりしても答えは見つかりません。
春のうららかな風に吹かれて揺れ動く、ほころび始めたヒガンザクラの蕾の色——力強くも優しい、ほんの少しだけ紫が入った紅色。
これを隣で見ている人はきっと僕とは違う感じ方をしているでしょう。
結局、私たちは同じものを見ているようで、実は同じようには見えていないのです。
もっと言ってしまえば、自分が感じたことをそのまま他人に伝えることなんてできないのです。
僕がそう感じるから
写真だろうがイラストだろうが、僕が『美しい』と思えばそれは美しいのです。
映画でも音楽でも作品に触れて気持ちを動かされたら、それは感動作なのです。
だから、これからも僕は自分がいいと思える創作物ができたら公開していこうと思います。
それはブログなりSNSなり、そのときに最適だと思える場所で公開します。
ちょっと最近、どんなにスケッチしても他人より下手くそに見えて絵筆を折りかけてました。
1年くらい前から『自分よりカメラ歴が浅い人の方が上手に撮れてる』と思ってカメラを捨てかけてました。
でも、そうやって他人のアウトプットと比較することが愚かでした。
僕の創作活動は営利活動ではありません。あくまで自己満足のためのものです。他人よりもよい評価を得る必要なんてないのです。
よし、またココロに火を入れて創造してこう。
ではでは。