※注釈がない写真は2014年4月13日に鈴鹿サーキットで撮影。使用機材:Canon EOS 5D mark II + Canon EF70-300mm F4-5.6L IS USM
2014年4月13日
「6年前の4月13日に鈴鹿サーキットに行ってました」とGoogleフォトが教えてくれました。
おそらく観戦したのは「鈴鹿2&4レース 2014年 全日本選手権 スーパーフォーミュラ 第1戦 鈴鹿サーキット 2014 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦」でした(タイトルが長い)。
僕自身、人生ではじめてのサーキット。前年に就職して愛知県にやってきて、クルマを買って、鈴鹿サーキットが行動圏内に入ったのです。
それまでテレビの中で走っていたマシンが目の前で駆け抜けるのがにわかに信じられなくて、なんか不思議な感覚だったのを覚えています。
バイクとの出会い
僕は神奈川県藤沢市で育ちました。土地柄とでも言いますか、23年間ずっと僕の身近にあったバイクというのは暴走族の乗り物でした。
少し荒れた地域だったので中学校のときに先輩が無免許で盗んだ原付に乗ってパトカーを振り切ったことを自慢してて、果てに自爆して事故死したり……。
そんな経験から「バイク=不良の乗り物=社会悪」という公式ができていました。
この日もフォーミュラーカーを目当てに鈴鹿サーキットまで足を運んでいました。正直、バイクレースは移動時間くらいに捉えていました。
でも、いざ全日本ロードレース選手権が始まってみると、身体が擦れるほどバンクさせて爆音で駆け抜けていくバイクに一瞬で虜になりました。
たぶん、この日からバイクという乗り物を意識するようになったんだと思います。
そして気付けば『バイクで日本を旅したい!』と考えるようになり、その愛知県での仕事も辞めて本当に実行してしまいました。
振り返ってみれば、何事も無駄なことはなくすべての経験が繋がっているんですね。
今この瞬間は無意味で無価値に思えることでも、きっといつか役に立つはず。そう信じて耐えていきましょう。
ではでは……。