閑散とした国分町。
いつも朝は人がまばらだけど、普段と何かが違う気がします。
それはシャッターに張り紙をしているお店が多いからでしょうか。
いや、静かすぎるんです。
夜が明けてフラフラと帰路に着くホストやホステス、路上に出された大きなゴミ袋、飲料を搬入するトラック……。
みんなどこかに消えてしまいました。
コロナ禍の後にどれだけのお店が残って、どれだけのお仕事が残るんだろう。
仕事を失った人はどこに帰るんだろう。
今この瞬間も国民1人あたり10万円を配っても足らないくらいの“何か”が失われている。
でも、まだ見えていない。だから実感がイマイチ湧いてこない。
たぶん僕たちがコロナ禍の本当の影響を知るのはゴールデンウィークが過ぎてから。
発令中の緊急事態宣言が終わるなり、延長されるなり、そこからが本番だと思うんです。
—— 今日はそんなことを考えました。
ではでは……。