大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

現像ソフト「 Luminar 3 」が無料公開中ですって

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Luminar 3 が無料公開中!

先日、2013年からの付き合いだったAdobe先生に別れを告げまして、Adobe Creative Cloud を解約しました。

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さようなら、先生……

解約と同時に新進気鋭の Affinity Photo を購入していたのですが、なんと SKYLUM社製の Luminar 3 が無料で公開中との報が入ってきました。

dc.watch.impress.co.jp

かつて1万円ほどで販売されていた正規版が無料。

もちろん、トライアル版のような起動可能な期間の制約や機能の制限もありません。フルバージョンが使えます。

現在は最新版の Luminar 4 が発売中ですが、これに飛びつかない手はありませんね。

ということで、以下のリンクからメールアドレスを登録し、さっそくインストールしてみました。

短時間でプロフェッショナルな写真編集

ダウンロード時には英語のページしかありませんが、詳細なインストール方法は先ほどリンクを貼ったデジカメWatchの記事で解説されているので安心です。

Affinity Photo と比べると

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Luminar 3 は思った以上に使いやすいです

Luminar 3 の使い方や機能について詳しい解説は他のサイトやブログに譲りますが……

基本的に Luminar 3 を使ってできることは、

  1. 写真ファイルの管理・閲覧
  2. 写真の編集(フィルター加工)
  3. RAW現像

です。

ファイル管理機能がついているので、Photoshop よりも Lightroom に近いソフトウエアであることがわかります。

この点、Affinity Photo は Photoshop の代替を狙うソフトですので、同じようにRAW現像ができるとはいえベクトルが違います。

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Affinity Photoの現像ペルソナ

写真の露出や彩度などを調整する作業に限ってしまえば、Luminar 3 のほうが使いやすいと感じました。

Affinity Photo の場合、現像ペルソナ(RAW現像画面)内の調整スライダーがタブに分かれていて、頻繁に切り替える必要があるのが煩わしく感じられます。

また、「かすみの除去」に相当する機能が現像ペルソナ内で使えないなど、正直、不満がありました。

しかし Luminar 3 はすべての作業が編集ビュー内で完結するので、ストレスなく現像できました。

そして Luminar 3 だと比較的自然な発色に近付けられるような気がします。

使っている感覚としては Adobe Lightroom に近いものを感じさせます。

Luminar は現代っ子じゃ!

現像ソフト Luminar シリーズの最大のウリは人工知能=AIを用いた爆速な画像編集。

1つのスライダーを左右に動かすだけで、AIが調整をぜ〜んぶしてくれて、なんかいい感じになる機能です。

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← RAW画像をそのまま出力
AIエンハンサーを50%適用 →
(Canon EOS 7D Mark II + TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD)

インスタントで現代的というか、とてもスマホのアプリ的。

スマホで撮影した写真をSNSに投稿する前にフィルターでお洒落にする感覚でしょうか。

実際、AIが処理した後の写真は彩度が高め&明瞭度バキバキな味付けで、インスタグラムなどでは好まれそうな感じですね。

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AI処理を最大にして現像
(RICOH GR III)

こういった機能は古参の写真愛好家たちに受け入れられるかは知る由もありませんが、現代っ子にはウケそうです。

ちなみに僕は『AIは使わずに、自分で編集しよ……』なんて思ってしまったので、もうオッサンになりつつあるのかも(笑)。

今後、写真ファイルの管理方法も含めてRAW現像の環境を整えていければと思います。

ではでは。