大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

SUPER GT 第7戦 in ツインリンクもてぎ 観戦記(後編)

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いよいよ決勝

昨日からお送りしている、2020 AUTOBACS SUPER GT Round7 FUJIMAKI GROUP MOTEGI GT 300km RACE観戦記の後編です。

前編はこちらから↓↓

www.taishogoes.com

F-2B戦闘機 展示飛行

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いい天気に恵まれました

いよいよ決勝日。昨日とは比べものにならないほどの来場者が会場には押し寄せていました。

この日の午前中の目玉は航空自衛隊 松島基地所属のF-2B戦闘機による展示飛行。

F-2B戦闘機2機がサーキット上空に飛来し、ヴェイパーをひきながらアフターバーナー全開の飛行を披露してくれました。

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すげぇ!雲をひいたぞ!!

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アフターバーナー点火!

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ここで撮りすぎて、レース終了間際でSDカードの容量が足りなくなりました

今年は航空祭も基地開放も軒並み中止になっています。

こうして航空自衛隊が展示飛行をするのは東京上空でブルーインパルスが飛行して以来2度目。

そして、展示飛行の予定は今回で2020年度の最後とのこと。貴重なものを見れました。

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同時開催のFIA-F4選手権も忘れてませんヨ

決勝レース スタート

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いざ、開戦!

ついに300kmレースの火蓋が切られました。

スタート後は大きなクラッシュなどはなく、スムーズなレース開始となりました。

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火花を散らして走るマシンてカッコいいわぁ〜
No.37 KeePer TOM'S GR Supra(山下選手)

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マシンがお団子状態でバトルを繰り広げます

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接触しそうで見ているとハラハラします

応援するスバルBRZはGT300クラスを牽引し、次第に独走体制を築き上げます。

後続車とのギャップは5〜6秒。『こりゃ盤石なポジションだな』と思った瞬間ですよ……。

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独走状態で圧勝かと思いきや……
No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(山内選手)

無念のセーフティーカー

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「またかよ……」と愚痴りたくなります
No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(山内選手)

そろそろピット作業という20周目を過ぎた頃、5号車 マッハ5G GTNET MC86 マッハ車検がコース上でストップ。

イエローフラッグだけでなく、セーフティーカーが導入されます。

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いちばん嫌なタイミングでSC導入

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団長、いったい我々は何と戦っているんでしょうか?

この肝心なタイミングで我がスバルは……ピットに入れていなかった……orz

あろうことか第6戦 鈴鹿の悲劇が再び起こってしまいました。

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さすがにやりきれんですわ……
No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口選手)

まぁ、これは愚痴になっちゃうんですけど……

今のSUPER GTのルールだとセーフティーカーが順位に与える影響が大きすぎると思うんです。

予選結果やそれまでのレース経過なんて関係なしに、ピットインとセーフティーカー導入のタイミングが悪かったら一瞬で優勝争いから脱落してしまいます。

いつ入るか分からないセーフティーカーが優勝争いを左右するなんて、ちょっとギャンブル的要素が強過ぎますよ。

早い段階でフルコースイエローなどの方策が導入されることを願うばかりです。

ホンダ NSXがトップ5独占

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GT500優勝、No.8 ARTA NSX-GT

そんな小言はさておき、レース結果はGT500クラスでホンダ NSX勢が1〜5位を独占する快挙を達成しました。

ホンダ NSXで出走しているチームが5つあって、それが皆んなでトップ5独占。信じられねーよ、これ。

今シーズン序盤でのトヨタ スープラ勢の大活躍を思い返せば、ちょっと想像できない結果でした。

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「ホンダ NSX圧勝」の一言に尽きます
No.8 ARTA NSX-GT

帰宅前に寄り道

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自分のクルマへ戻るのも大渋滞でした

『今回は優勝できると思ったのになぁ……』とトボトボと駐車場に向かいますが、人間が大渋滞を起こしてました。

こんな状況は想定済みでしたので、何も考えずに場内のホンダコレクションホールへ。

ちょうどシビックをテーマにした企画展が行われていました。

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帰り際、ここに立ち寄るのが定番になってます

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なんか見たことある懐かしい顔だな

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「イカつい+可愛い」ですね

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これを眺めながらお酒を飲んだらウメェだろうなぁ(笑)

北海道へ瞬間移動!?

ツインリンクもてぎからの帰り道は宇都宮方面は大渋滞ですので、茨城県側から常磐自動車道を北上するルートを選択。

はじめて常磐自動車道を走行しましたが、その前にオレンジの看板に引き寄せられました。

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俺は北海道にいる!

あぁ、懐かしのセイコーマートよ。

3年前の夏、日本一周中の北海道で1ヶ月に渡って僕の胃袋を満たし続けてくれたコンビニ、セコマ。

ガラナを口に含めば、まぶたの裏に浮かぶのは真っ直ぐな道路と美瑛の丘。

荷物を満載したVTR250で走り抜けた夏は2度と戻ってこないんじゃ……。

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今は無き「蜂の宿」でマスターにドローン撮影してもらいました

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青春の旅を思い出す味です

でも、100円パスタのペペロンチーノは車内で食うもんじゃねぇですわ。

クルマの空気がニンニク臭くて、インターチェンジまで窓全開で凍えながら走りましたよ。

常磐自動車道を走ると

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こんな星空が見えました
(画像はイメージです)

写真はありませんが、常磐自動車道から福島第一原発が見えました。

周辺の帰宅困難地域は真っ暗で、高速道路を運転しながらも星空が綺麗に見えました。

あと半年もせずに震災から10年。でも、まだ街に人影は戻っていません。

まだまだ復興の道のりは長く果てしなく、次世代に負債を残さない自然と調和した経済社会を作るのが私たちの責務のように感じられました。

今度こそ“おわり”です

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今年はたくさん遊びました

さすがに2020年シーズンの現地観戦は今回にておしまいです。

正直、春先から急拡大した新型コロナウイルスによって今年のモータースポーツは諦めていました。

しかし、蓋を開けてみれば

  • MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦 at SUGO(記事1記事2
  • MFJ 全日本モトクロス選手権シリーズ 第3戦 at SUGO(記事1記事2
  • ピレリスーパー耐久シリーズ2020 第2戦 at SUGO(記事
  • 2020年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第3戦 at SUGO(記事
  • 2020 AUTOBACS SUPER GT Round7 at もてぎ(記事1、記事2 ※本記事)

と5回も現地観戦することができました。

そして来年の目標はWRC ラリージャパンを現地観戦しに愛知県へ遠征です。

自走は大変だし、太平洋フェリーで参戦かな?今から予算を編成して貯金しなきゃ。

おっと、ダラダラと書いてしまいますので今日はこのへんで。

ではでは。

カメラ:Canon EOS 7D Mark II, FUJIFILM X100V, Apple iPhone11
レンズ:TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD, Canon EF24-105mm F4L IS USM