日が暮れるだけで世界はモノクロームに包まれる気がします。
なので「あえて白黒で夜景を撮る」という発想が今までありませんでした。
今回は富士フイルム X100Vのフィルムシミュレーション「ACROS」で撮影しました。
単に彩度をゼロにするのではなく、シャドー部分を階調豊かに表現できるように調整されています。
影の中に立体感や質感が残るからこそ、仙台の街を照らす光がいっそう浮かび上がってくるのだと思います。
きっと東京のような大都市だと“夜の街”にも様々な系統や表情がありますから、いつか表現力豊かなカメラで撮ってみたいものです。
ではでは……。
カメラ:FUJIFILM X100V