ある午前中、テレビを流しながら家事をしていたら「アンパンマン」が始まりました。
ストーリーはまったく追えてないし、そもそもうろ覚えのですがお決まり(?)の展開に——。
◯ 郊外の平原
バイキンマン、UFOで襲来。マジックハンドでゲストキャラを締め上げる。
アンパンマン、駆けつけてバイキンマンと対峙する。
アンパン「やめろ!バイキンマン!なんでそんなことするんだ!」
バイキン「うるさーーい!俺様は悪さをしたいから悪さしてるんだ!」
このシーンをチラッと見て、『バイキンマン、怖いな』と感じました。
僕が思うに、“理解できない” or “共感できない”敵って、めちゃくちゃ怖いんですよ。
バイキンマンだってゲストキャラを襲う理由が明確なら、そこまで恐怖しないんです。
だけど、あのときの奴は“悪いことをしたいから”他人を痛めつけていた。
別に相手は誰でもよかったんです。
……そんなことを考えながら、同じ恐怖を感じた映像作品を思い出しました。
それは「ダークナイト」。
クリストファー・ノーラン監督が描くバットマン3部作の第2作目です。
この映画は大学生のときに東京・高田馬場にある早稲田松竹という小さな映画館でリバイバル上映を観ました。
バットマンを苦しめる宿敵、ジョーカーの極悪非道ぶりと、バイキンマンが重なって見えたのは気のせいだったのでしょうか?
それを確かめるために今夜は自宅で映画観賞会にしようと思います。
それじゃあ、また。