昨夜、宮城県は雲ひとつなく澄んでいて、天体ショーを楽しむことができました。
徐々に欠けていく月をじーっと見てると、だだっ広い漆黒の空間にベージュ色の球体が浮かんでいるんだとよく分かりました。
きっと普段は明暗のグラデーションがないので円形の板のように見えるのでしょう。しかし月食のときは立体感があり、球体だと三次元的に捉えられました。
ただし「浮いてるものは落ちる」という重力に縛られた既成概念があるが故に違和感を感じます。
おそらく何もせずに浮いている状態が理解できないのだと思います。そんな自分も空間に浮いた岩の上に立ってるのに。
それじゃあ、また。
カメラ：FUJIFILM X100V
