大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

タマを失いかけて、タマがキュッ!となったお話

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内容の性質上、画像少なめですけどお付き合いください

今日は“真面目”な健康の体験談です。

7月の中ごろ、泌尿器科の待合室に僕はいました。血液検査の結果を聞きにくるためです。

1週間と1日前……

その前週の日曜日の夜。お風呂上がりに身体を拭いていると、突然、脱衣所に妻が入ってきました。

「そ、そんな積極的な……///」みたいな展開になるのはエロ漫画だけ。

ただ彼女は歯磨きをしにきただけです。結婚生活も7年目に入ると、お互いの裸体は日常の一部です。何も起こりません。

しかし、そこで妻が急に視線を落として動きが止まりました。

「ねぇ、タマの大きさって左右で違うの?」

いや、ほとんど変わらんだろ。

自分でも意識していませんでしたが、鏡でよく見てみると左側のタマが反対側よりも1センチほど垂れ下がっています。

そして、そぉーっと触ってみると、左側の精巣の上部から精管にかけて大きな腫れ物があるのがわかりました。

写真は刺激が強すぎるのでイラストで記録しました。画像クリックでモザイクが少し減ります

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自分で触って描いた予想図。けっこう大きい出来物のように感じました

でも痛みはまったくありません。だから妻に言われるまで気付かずにいたのです。

泌尿器科に飛び込む

痛みがないとはいえ、部位が部位ですので非常に不安になりました。

翌日に近所の泌尿器科に朝イチで飛び込むと、すぐに尿検査となりました。

医師は尿検査の結果を見て「なるほど……」とつぶやき、患部を見るなり一言。

「あ、だいぶ大きさが違いますねぇ」

やはり僕のタマには何かが出来ていたのです。

続いてベッドに横になり、下腹部のエコー検査。

ひんやりするジェルを塗られて、検査機でサワサワされるのが少しくすぐったく感じられました。

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人生初のエコー検査です

はじめての経験でしたが、よくドラマとかで出てくる白黒の画面を見せてもらいました。

試しにお腹を動かすと画面の中で何かが動きます。生きてる証拠だねぇ〜。

そうやって腹筋をピクピクさせて遊んだら、「動かないで」と怒られました。

なお、エコー検査でも異常なしです。

「とりあえず血液検査をやっときましょう」と採血をしてこの日は終了。

意外と軽いノリだったので、そこまで深刻に捉えずに帰宅しました、このときは。

帰宅してから怖くなる

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「な〜んだ!意外と何もなかったじゃないか!」と気軽に帰宅

帰宅後、なんとなくスマホで「精巣 しこり 痛みなし」などの語句でウェブ検索(やめときゃよかった)。

すると、この症状だと真っ先に出てくるのが精巣腫瘍。35歳以下が発症する腫瘍の中ではナンバーワンだそうです。

……マジか。終わった。

祖父も叔父もガンで亡くしている家系に生まれた僕は、新卒で社会人になったときからガン保険だけは欠かさず掛け続けています。

この備えが役に立つときが31歳にしてやってくるとは。予想よりも20年早かったぜ。

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静かに大病に侵されるんだな……。冷静な自分に驚きました

いや、既に病でこの世を去った友人もいる。僕が大病に倒れても何ら不思議じゃない——。

自分でも驚くくらい冷静かつ、達観して状況を受け入れていました。

検査結果が出るまで残された時間は1週間。

パソコン内のデータを整理して最低限のお仕事やブログ更新が入院先からもできるように環境を整え、散らかった自宅を片付けて過ごすことにしました。

血液検査の結果

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それは暑い日だったのを覚えています

そして迎えた受診日。僕は神妙な顔をして泌尿器科の待合室にいました。

このときも再び尿検査からスタート。そして少し待ってから呼び出されます。

不安と諦めで身体が重く感じられ、ため息とともに診察室で腰掛けます。

「よかったですねぇー。なんも出てない」

速攻で医師が明るいトーンで話しかけてきます。返してくれ、僕のドキドキを。

「いやぁ、命に関わると思ってたけど、腫瘍マーカーは健康そのものですよ」

え、命に関わるって、そんな重大な病気を疑ってたんですか?先週はすごい軽いノリでしたけど(笑)。

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前回の受診時は命に関わる重大インシデントだとは想像もしてなかったです

話によると、痛みを伴わない精巣上部の腫れの場合、次のように原因を絞り込むようです。

  1. 尿検査 → 性病?
  2. エコー検査 → 膀胱炎?
  3. 血液検査 → 腫瘍?

今回、僕の場合は1〜3のどれにも該当せず、どうやら珍しいタイプの炎症だろうとのこと。

正直、エコー検査で何もなかった段階で医師は腫瘍だと思ったそうです。その場では言わなかったけど。

じゃあ、左タマの腫れの原因はなんだったのか?

稀なのですが尿道から雑菌が入り、“ティングティング”を通過して、膀胱を素通りし、さらに精管も通り抜けて、精巣で炎症を起こすことがあるそうです。

そんなところに雑菌が入るなんて……これといった心当たりはありません。

しかし、よく考えたら昨年は夏から秋に何度かアウトドアをしてます。もしかしたら野外のトイレでなんか悪いのを拾ったのかも。

雑菌を倒す抗生物質と腫れを抑える漢方薬を処方されて、経過観察をすることになりました。

抗生物質を1週間も飲めば雑菌は死滅しますが、腫れは1〜2ヶ月かけないと治らないので少し長いスパンで取り組む必要があります。

「もしこれが腫瘍だったら、左側は切開して摘出でしたよ」

なんて医師に言われると、タマがキュッ!となりました。その瞬間、ちょっとだけ腫れが引いたと思います。

「ヒヤリハット」に要注意

実のところ、ここ数年は1年に1回くらいのペースで「健康 重大ヒヤリハット」をやってます。

毎度、大病が疑われて血液検査などを行い、そのたびに珍しいタイプの軽症で済んでるのですが、なんか死神がチラチラ近づいてきてるんですよ。ほんと気をつけなきゃ。

だから健康を意識して食事や運動習慣を見直す……のは大変だから、いつ“そのとき”が来ても後悔ないように、好きなもんを好きなだけ食うことにしました。

今日もラーメンが美味い!!

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とはいえ、最近は脂こいものが無理になってきてます

それじゃあ、また。