キュッと冷え込んだ早春の伊豆沼で野鳥撮影をしてきました。
宮城県登米市から栗原市にまたがる伊豆沼までは仙台市街地から自動車で約1時間ほど。
厳密な計算によれば暗いうちに到着する予定でしたが、高速を降りる前に空が明るくなってきました。どうしてこうなった?
運転中にソワソワしつつも、なんとか日の出前に目的地に到着することができました。
しかし、もう東の空は橙色に染まり始めています。到着するや否やクルマを飛び降りてカメラを構えます。
遠くに霞む山間から朝日が顔をのぞかせると、しだいに自動車の音や物音が増えてきました。
どうやら人間たちも起き出したようです。
……心が洗われる。
刻一刻と変化する光を追い求め、夢中でシャッターを切り続けました。
伊豆沼は隣接する内沼とともに湿地を保全する「ラムサール条約」に登録されており、冬季には数多くの渡り鳥たちが飛来します。
野鳥観察のベストシーズンは11月〜1月とされているところ、なかなか都合と天候が折り合わず3月上旬の訪問となってしまいました。
なのであまり期待していなかったのですが、素晴らしい朝焼けに恵まれて大満足の撮影となりました。
さすがに早起き&早朝ドライブは身体に堪えましたが、帰る頃には三文以上の得をした爽快な気分でした。
それじゃあ、また。
カメラ:Canon EOS R6
レンズ:Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM