大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

自作のピクチャースタイルができてきた

昨日から取り組んでいるピクチャースタイル制作がある程度できてきたので、今日は仙台東照宮でテストをしてきました。

シネフィルム風

ほのかに淡く、どこか霞んだような色彩が欲しくて作ったスタイルです。

コントラストと彩度を落としつつ、トーンカーブで明暗もいじっています。

だけど「ねむい」と言われてしまえばそれまでです。

(左)スタンダード /(右)シネフィルム風

イメージしたのは富士フイルムのフィルムシミュレーション「エテルナ」ですが、もう少し色合いのバランスを崩すなど遊んでもいいかもしれません。

彩瞭(さいりょう)

レーシングカーの鮮やかなデカールを撮るために1年ほど前に作りました。

シネフィルム風とは真逆の考え方で、彩度やコントラストを強化する方向性です。

(左)スタンダード /(右)彩瞭

スタンダードのピクチャースタイルを使ってとると、後から彩度とコントラストを強める現像作業をすることが多いことに気づいたのが制作のきっかけです。

結局、EOS R6で撮影するときは常用しています。

ハードBW

多少のディテールが潰れても構わないから、バッキバキの白黒写真が撮りたいときに備えて作りました。

(左)プリセットのモノクロ /(右)ハードBW

思い切った設定にしているため、使うシーンを選ぶ可能性があります。

目指したのはリコー GRシリーズのハードモノトーンですが、継続的な研究と調整に取り組みたいところです。


こういった色彩の調整ツールは底なし沼ですね。

「モニターとスマホの発色が違うし、印刷時にはもっと変わるよな……」なんて考え始めたら、夜も眠れなくなるかもしれません。

そもそも人によっても色の捉え方が違うと聞きますし、自分が納得できる設定をゆっくり探していきたいと思います。

それじゃあ、また。

カメラ:Canon EOS R6
レンズ:Canon RF50mm F1.8 STM