2022年6月12日、群馬県富岡市で開催されたラリーモントレーを現地観戦してきました。
なかなか全日本格式のラリー選手権は宮城県周辺で開催されないのですが、今回は往復700km超のロングドライブを含む0泊2日ツアーを敢行。なんとか観戦にこぎつけました。
ギャラリーステージは超スプリントレース
ギャラリーステージが設けられたのは大会2日目となる6月12日(日)。この日は合計4本のSS(スペシャルステージ)があり、そのうち1回目となるSS7と3回目のSS9を観戦します。
SS7とSS9は同じコースを走りますが、その会場は群馬サファリパーク横にあるゴルフ場内の道路を利用した若干の起伏がある約800メートルの区間でした。
舗装されているとはいえ見通しが悪いコーナーが連続しますが、トップ選手は33秒ほどで駆け抜けていきます。単純計算にして平均時速87.3km。はっや……。
SS7(撮影:観戦エリアB)
午前8時13分から走行開始となったSS7。観戦エリアBで1列目のいいポジションをゲットできました。まぁ、シャトルバス第1便で乗り込んで朝6時過ぎには現着してましたから余裕でしたけど(ちょー眠たかった)。
そして、いざ競技が始まると目の前を走り抜けるラリーカーの迫力に圧倒されました。わずか5メートルほど目の前を走っていきます。音が聞こえてきたと思いきや一瞬で過ぎ去ってしまいます。
こんなに近くで観戦できるとは思っていなかったので大興奮。眠気なんてすぐに吹き飛びました。
SS9(撮影:観戦エリアA)
ラリーモントレーには69台がエントリーし次々にスタートしていきます。しかし出場台数が多いため全車がSS7を走り終えてから15分ほどでSS9に備えて再びコースが閉鎖されてしまいました。
そのタイミングで機材をまとめて観戦エリアAへ移動することに成功。ここからはスタート位置とそこから延びる50メートルほどの直線を見渡すことができました。
このSS9は途中で遠くから雷鳴が聞こえて雨がパラパラと落ちてくる不穏な天候に。なんとかギャラリーステージ周辺は降らずに済みましたが、山奥の林道は路面状況が大きく変化していたかもしれません。
サービスパークも見学可能
さて、お昼の12時過ぎにはギャラリーステージでの競技が終わりましたが、そこからシャトルバス乗り場がある群馬サファリパークの入り口まで戻るのが大変でした。
距離にして約1.6キロの徒歩だと事前案内を読んでいたのですが、ずっと上り坂だとは思いもしませんでした。しかも日差しが暑い……。
かれこれ1時間以上ずっと歩き続けると途中でサービスパークがありました。
ここでは次のステージに向けたマシンの調整や修理を行うのですが、観客パスを持っていると入場できるというので少しだけのぞいてみることに。
パーク内は最終ステージを控えた選手とマシンが忙しそうに往来していてピリッとした緊張感が漂っています。
せっかく入ってみましたが邪魔してはいけないと思って早めに撤収してきました(注:う~ん、これは言い訳のニオイがしますねぇ。小一時間ほど歩いた状態で体力が残ってなかったのが主な理由でしょう笑)。
今年こそRally Japan観戦なるか!?
今年11月にはWRCのRally Japanが控えていますが、新型コロナの流行によってこれまで2年連続で中止に追い込まれています。今年こそ開催してほしいものですし、なんとか愛知&岐阜まで遠征できたらうれしいなぁ。
自宅から往復1,300キロをマイカーで自走するのは難しいかもしれないけど、フェリーと飛行機なら仙台と名古屋は直行便があるんですよ。
でも、交通費と宿泊費だけでもそれなりにかかりそうだし、今年は仕事が入ってないくせに税金や年金で赤字だし、そもそも新車を買って昨年の売り上げを全部吹き飛ばしちゃったし……。
えっと、確認ですが妻からローンを組んで趣味につぎ込むってヤバいですよね。あ、そもそも“審査”が通らないか。そうですか。
それじゃあ、また。