大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

ラリーモントレー2022|目前を駆け抜けるラリーカーに圧倒された

2022年6月12日、群馬県富岡市で開催されたラリーモントレーを現地観戦してきました。

なかなか全日本格式のラリー選手権は宮城県周辺で開催されないのですが、今回は往復700km超のロングドライブを含む0泊2日ツアーを敢行。なんとか観戦にこぎつけました。

ギャラリーステージは超スプリントレース

観戦エリアBの様子。5mほどの距離でラリーカーが全開走行します

ギャラリーステージが設けられたのは大会2日目となる6月12日(日)。この日は合計4本のSS(スペシャルステージ)があり、そのうち1回目となるSS7と3回目のSS9を観戦します。

SS7とSS9は同じコースを走りますが、その会場は群馬サファリパーク横にあるゴルフ場内の道路を利用した若干の起伏がある約800メートルの区間でした。

舗装されているとはいえ見通しが悪いコーナーが連続しますが、トップ選手は33秒ほどで駆け抜けていきます。単純計算にして平均時速87.3km。はっや……。

SS7(撮影:観戦エリアB)

元F1チャンピオンのヘイキ・コバライネン選手が駆るシュコダ ファビアR5(Rally Team AICELLO / コバライネン・北村組)

アジアパシフィックラリー選手権仕様のトヨタ C-HR AP4。国内法規に適合していないため仮ナンバーで走行しています。街中を走っているものとは明らかに違う動きでした(CUSCO RACING / ヤング&ハドソン組)

舗装の状態が悪く、激しい競技車両の走行によって次第にアスファルト片が飛び散るように……(STREET LIFE WORLD RALLY TEAM / 村上&高橋組)

崩れたバランスを立て直しながら立ち上がるスバル WRX STI。目の前で競技車両がスリップすると観客がどよめき、思わず柵から離れる人もいました(LUCK Jr RALLY TEAM / 三枝&石田組)

ライレー エルフ。半世紀以上前の自動車ですが、現代でも色あせないデザインですね(高木 多佳雄 / 高木&明治組)

観客と距離が近いのがラリー競技の魅力……とはいえ怖いくらい近いです(笑)

午前8時13分から走行開始となったSS7。観戦エリアBで1列目のいいポジションをゲットできました。まぁ、シャトルバス第1便で乗り込んで朝6時過ぎには現着してましたから余裕でしたけど(ちょー眠たかった)。

そして、いざ競技が始まると目の前を走り抜けるラリーカーの迫力に圧倒されました。わずか5メートルほど目の前を走っていきます。音が聞こえてきたと思いきや一瞬で過ぎ去ってしまいます。

こんなに近くで観戦できるとは思っていなかったので大興奮。眠気なんてすぐに吹き飛びました。

SS9(撮影:観戦エリアA)

観戦エリアAではスタートラインが見ることができました

競技開始前にコースの最終チェックを行う「ゼロカー」。ドライバーは新井大輝選手

トヨタ GRヤリスは多くのチームが採用し、市販車とは思えないポテンシャルを見せつけていました(TOYOTA GAZOO Racing / 勝田&木村組)

爆音でこの日の“いい音大賞”を受賞(?)したルノー クリオ・ラリー4。今年、世界中で注目を浴びるラリー車両のようです(ZEUS AUTOMOTIVE CLUB SPORTS / 横嶋&小藤組)

1988年に登場した日産 マーチR。まだまだ現役で元気に走っていました(アイバワークス☆亜理寿☆Garage Nakano / 新垣&新垣組)

ラリーモントレーには69台がエントリーし次々にスタートしていきます。しかし出場台数が多いため全車がSS7を走り終えてから15分ほどでSS9に備えて再びコースが閉鎖されてしまいました。

そのタイミングで機材をまとめて観戦エリアAへ移動することに成功。ここからはスタート位置とそこから延びる50メートルほどの直線を見渡すことができました。

このSS9は途中で遠くから雷鳴が聞こえて雨がパラパラと落ちてくる不穏な天候に。なんとかギャラリーステージ周辺は降らずに済みましたが、山奥の林道は路面状況が大きく変化していたかもしれません。

サービスパークも見学可能

さて、お昼の12時過ぎにはギャラリーステージでの競技が終わりましたが、そこからシャトルバス乗り場がある群馬サファリパークの入り口まで戻るのが大変でした。

距離にして約1.6キロの徒歩だと事前案内を読んでいたのですが、ずっと上り坂だとは思いもしませんでした。しかも日差しが暑い……。

朝6時ごろから集まった観客たちがトボトボと歩いてバス乗り場を目指します

競技コースを歩くので、こうした標識も間近で見ることができました

かれこれ1時間以上ずっと歩き続けると途中でサービスパークがありました。

ここでは次のステージに向けたマシンの調整や修理を行うのですが、観客パスを持っていると入場できるというので少しだけのぞいてみることに。

限られた時間と設備を駆使して、マシンをステージに戻していくメカニックたちの仕事を目の前で感じられるのもラリーの特色ですね

チェックを受けて出撃するマシン。サーキットでのレースとはぜんぜん違う流れで競技が進行していきます(Wellpine Motorsport / 戸塚&古川組)

パーク内は最終ステージを控えた選手とマシンが忙しそうに往来していてピリッとした緊張感が漂っています。

せっかく入ってみましたが邪魔してはいけないと思って早めに撤収してきました(注:う~ん、これは言い訳のニオイがしますねぇ。小一時間ほど歩いた状態で体力が残ってなかったのが主な理由でしょう笑)。

今年こそRally Japan観戦なるか!?

今年は開催できるのか?そして僕の軍資金は足りるのか!?

今年11月にはWRCのRally Japanが控えていますが、新型コロナの流行によってこれまで2年連続で中止に追い込まれています。今年こそ開催してほしいものですし、なんとか愛知&岐阜まで遠征できたらうれしいなぁ。

自宅から往復1,300キロをマイカーで自走するのは難しいかもしれないけど、フェリーと飛行機なら仙台と名古屋は直行便があるんですよ。

でも、交通費と宿泊費だけでもそれなりにかかりそうだし、今年は仕事が入ってないくせに税金や年金で赤字だし、そもそも新車を買って昨年の売り上げを全部吹き飛ばしちゃったし……。

えっと、確認ですが妻からローンを組んで趣味につぎ込むってヤバいですよね。あ、そもそも“審査”が通らないか。そうですか。

それじゃあ、また。


まだまだ写真があります

トヨタ スープラは風格が違うように感じました(TokuoWorksRacing / AKIRA&美野組)

ポルシェ 930。きれいなボディーラインとボクサーサウンドを堪能しました(ACCRポルシェ930 / 石田&宇野組)

トヨタ ヤリスではMT車だけでなくCVTでも参戦可能。むしろトルクが途切れず有利な場面もあるのでは?との解説もありました(MATEX-AQTEC RALLY TEAM / 吉原・佐野組)

一瞬、サポートカーだと思ってしまいますが、トヨタ ハイエースもラリーできるんです!(CAST Racing / 喜多見・木原組)

大会車両のトヨタ ランドクルーザー。大きな車体にもかかわらず、軽い身のこなしで高速走行していました