あっという間に足場で覆われて解体されていました。
壊されているのは仙台勝山館(しょうざんかん)という総合宴会場。
隣接する勝山酒造の古風な建屋と、反対隣にある立派な樹木が美しい勝山公園と並んでいて何度も目の前を通るのが楽しみな建物でした。
仙台藩主 伊達家の御用達として江戸時代から続く由緒ある企業が運営していましたが、コロナ禍で経営の継続を断念。当初は建物と庭園を引き継いでくれるところへ継承するという話だったものの、今年3月の地震で設備が損傷して解体が決まったようです。
僕はこの式場にそこまで思い入れはありませんが、コロナ禍に翻弄された時代を象徴する出来事のように見えています。
それじゃあ、また。
カメラ:FUJIFILM X100V