大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

自然の不思議|秋保大滝植物園

急に酷暑が過ぎ去って秋の風が吹く8月下旬、秋保大滝植物園でお散歩してきました。

芝生広場では親子連れ虫取りをしていました。夏休みですねぇ

植物園ではありますが、自然の地形を活かしたトレッキングコース的な周遊路があります

こっちは……階段だし行きませんでした(笑)

樹齢300年(推定)のオノオレカンバ。1ミリ太くなるのに3年かかり、斧が折れるほど堅いそうです

すだれ滝。周遊路をいちばん奥まで歩くと見ることができます

僕たち夫婦は自然の中を歩くのは大好きなのですが、いかんせん登山に耐えうる体力とスキルがありません。

なので、こうした整備されつつも適度なアップダウンがある自然遊歩道を見つけると、ついつい出かけてしまいます。

気持ちよく歩いていると、足元にまだ青いドングリの実が葉っぱごとたくさん落ちていることに気づきました。

スパッと鋭利な刃物で切り落とされたようなドングリの枝。最初は剪定しているのかと思いましたが、歩いている最中に頭上からハラハラと落ちてきました

切り口はとても鋭利なハサミで切られているようなので、「間引きとか剪定をしているのかな?」なんて妻と話していたのですが違ったようです。

調べてみたら正解はハイイロチョッキリという昆虫なんですって。浜松科学館のサイトで解説されていました。

hamamatsu-sci-museum.note.jp

まさかドングリに卵が産み付けられているとは……さすがにそこまで詳しく観察しませんでした。今度、見つけたら隅々までチェックしてみます。

それにしても小さな昆虫が子孫を残すために剪定をするなんて思いもしませんでした。大自然って不思議ですね。

それじゃあ、また。

カメラ:FUJIFILM X100V