大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

秋の陸奥国分寺 薬師堂

仙台市の『市政だより』に掲載されていて気になっていた陸奥国分寺 薬師堂を参拝しました。

毎月8日は「お薬師さまのご縁日」。お薬師さんの手づくり市が行われているようですが、到着したときには既に撤収作業が終わりかけていました。

仁王門。古来は南大門があった位置に造られたようです

手づくり市の撤収も終わり、境内は静けさに包まれていました

境内のイチョウの巨木には銀杏がたわわと実っていました

隣接する木ノ下公園に鎮座する准胝観音堂

陸奥国分寺が建立されたのは奈良時代の740年代。聖武天皇が全国に配置した国分寺の最北端にあたります。

室町時代には廃れてしまうようですが、伊達政宗が江戸時代初期に復興に尽力した際に建てられた薬師堂などが今に伝わっています。

1280年ものはるか昔からこの場所を人々が行き交い、お祈りをして、暮らしていたんだなぁ……なんて思うとちょっと不思議な気持ちになりました。

地方史のような身近な範囲の歴史を知るのはいつも楽しいですね。秋の行楽シーズンがやってきたので、ぼちぼちと遊んでこようと思います。

それじゃあ、また。

カメラ:Canon EOS R6
レンズ:Canon RF 50mm F1.8 STM