
急に暖かくなった3月初旬、奥松島に設けられた宮城オルレのコースを歩いてきました。
www.miyagiolle.jp
スタート地点の観光拠点「あおみな」
コースは綺麗に整備されていてとても歩きやすく、必ずどこかに目印のリボンか矢印がありました
大高森薬師堂。森の中で急に出てくるのでびっくり
コース最序盤の森を抜けて集落を望む。湾内の小島には鳥居が見えました
貝塚の展示施設にて。路地脇にポツンと建つ小屋は無料で入れて、実際に発掘された貝塚の断面を観察できます。縄文時代からこの土地に人々が暮らしていたんですって
手書きの目印(矢印)が描いている石が地面に置いてあるだけの場所もありました。とくに交差点や分かれ道は要注意
波津々浦の入り江。静かな海面に漁船が浮いています
稲ヶ崎公園より仙台方面を望む。奥には奥羽山脈まで見通すことができました。ガイドでは稲ヶ崎公園はオプション扱いですが、眺望が素晴らしかったです
観音寺の入り口に建てられた2011年東日本大震災の津波到達点を示す石碑。12年前のあの日、この島は3mの津波によって集落が壊滅する被害を受けたそうです
観音寺の境内では梅が満開でした
観音寺の境内を抜けると急に林道区間となります。要はフツーの登山です。トレッキングシューズを履いてきたよかったです
尾根に出るまで坂を登り続けます。さすがに息があがったので途中のベンチで休憩しました
約1kmの尾根伝いの林道を踏破して大高森へ。ここは松島四大観に数えられる「壮観」とされており、奥羽山脈と松島湾の多島美を同時に楽しむことができました
あおみなに戻ってきて食堂にて「しおラーメン」をいただきました。麺に地元の海苔が練り込んであり、風味豊かな一杯でした
宮城オルレ 奥松島コースは宮戸島の観光拠点「あおみな」を発着点とする約10kmのコースです。
ルートはどこも綺麗に整備が行き届いていて歩きやすいだけでなく、必ず視界の中に目印のリボンや看板が設置してあって地図やナビなしでも歩けました。
むしろリボンを探しながら歩くとウォークラリーに参加しているようなワクワク感があって、スマホや地図はカバンの中にしまって進む方が楽しいかもしれません。
また宮城オルレには奥松島のほかに3つのコースがあります。これらもいつか歩いてみたくなりました。
それじゃあ、また。
撮 影:2023年3月 in 宮戸島(宮城県東松島市)
カメラ:FUJIFILM X100V, Apple iPhone13