大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

やっと気づきました

仙台の繁華街をかすめるようにして流れる広瀬川をのぞき込んでみました。

澄んだ水の奥に見える川床は硬い岩盤のようで、なんだか大都市の真横で地球が紡いできた45億年の歴史が横たわっているような気持ちがしました。

地層を眺めるのは嫌いではなく、むしろ学生時代にちゃんと地学を学んでおけばよかったとさえ思うときがあります。

学校で黒板に向かっていたときは「こんなのいつ役立つんだ?」と常に考えていましたが、知っているのと知らないのでは世界の見える範囲が変わるのが教養なのだということに30数年かかってやっと気づいた次第です。

今さらなのですが中学から高校あたりの資料集や地図帳が欲しいですね。インターネットで学ぶよりも紙をめくって大きな写真と一緒に解説を読みたいです。

それじゃあ、また。

撮 影:2023年4月 in 宮城県仙台市
カメラ:FUJIFILM X100V