潮風に揺れるオニユリが満開でした。
カメラはFUJIFILM X100Vでしたので、動き回る被写体には強くなく、シャッタースピードを速める方向で対応しました。
富士フイルムのフィルムシミュレーションは「思い出色」とでも言いますか、心に刻み込まれるような色使いだと思っています。
言い方を変えれば、実際の色をあまり気にしていないのかもしれません。事実、このオニユリはもう少し鮮やかで赤みが強かったはずです。
でもこうした写真でエモさを感じているのは間違い無いですし、もはや正確なホワイトバランスばかり気にしちゃうのが野暮にすら感じられます。
そうか、もっとココロで撮ればいいんですね。
それじゃあ、また。
撮 影:2024年7月 in 岩井崎(宮城県気仙沼市)
カメラ:FUJIFILM X100V