7月27日〜28日に開催された「Hello GFX Sendai」に行ってきました。
とはいえ、イベントを知ったのは前夜。事前予約が必要なセミナーもクイックメンテナンスも申し込みが終了していて、ただカメラを触りに行くだけのつもりでした。
しかし現地に着いてみると空き枠があり、どちらもその場で飛び入り参加することに。
セミナーでGFX100S IIを体験
GFX100S IIは中判サイズのセンサーを搭載した超高画素モデル。
イマドキのミラーレスカメラと比較するとデカいカメラだとは思いますが、だいたいフルサイズの一眼レフと同じくらいには収まっています。
またその大きさゆえにグリップ部分がしっかりと造り込まれているほか、重量のあるレンズを装着しても重心バランスに優れているため片手でも余裕でホールド可能。
意外にも機動力に優れるシステムであることが実感できました。
正直、SONYの爆速AFと比べると合焦までの速度は少し遅いのでモータースポーツや野鳥など高速動体の撮影だとそれなりのテクニックが要求されるはず。
また中判サイズであるがゆえにシャッターショックがあるうえ、画素数も約1億200万画素(11,648 x 8,736 px)と超高解像度なので微ブレが目立ってしまうかもしれません。その点、丈夫な三脚との併用を視野に入れた機材構成を考えたいところです。
ただしビチッとピントが合ったときの立体感とか空気感の描写は素晴らしいの一言に尽きます。フルサイズ機とは違った“魔力”を秘めた写りでした。
ちなみに気になるお値段は本体だけで約75万円。セミナー中に借りた80mm F1.7が約30万円、110mm F2が約38万円、120mm F4 マクロが約35万円となります。
……価格を知ってたら片手で持ったりしませんでしたよ!ちゃんと教えてよぉ〜。本体+レンズで100万円超えなんて思わないじゃないですかぁ!
ともかくGFXシリーズは中判センサーならではの特性や特色を理解し、覚悟を決めたユーザー向けの商品だと思われます。
愛機をクイックメンテ
「どうせ富士フイルムのイベントに行くなら……」とカバンに忍ばせた愛機のX100V。
いつも露出アンダー気味に写ってしまうことを説明員との立ち話でしてみたら、クイックメンテナンスサービスに空き枠があるということで診てもらいました。
まぁ、結局、原因はわからなかったんですけどね。「個体差かも?」みたいなことも出たのですが、どうしても気になるなら修理工場に送ることを考えます。
でも、メーカーの人にちゃんと診てもらう機会なんて滅多にありませんのでスッキリしました。
お土産もゲットして大満足
イベントの公式インスタをフォローし、ハッシュタグをつけて投稿すると回せるガチャにもトライ。
するとイラストを自由に組み合わせて自分だけのデザインを作れるトートバッグをもらいました。
けっこう可愛くできたと思いますし、お気に入りのフィルムシミュレーションをたくさん散りばめられて気にいるデザインに仕上げられました。
このほかレンズクロスとリストバンドまでゲットし、とても満足して会場を後にしました。
中判カメラはすごい
たくさんセミナーにメンテナンスに、ノベルティーまでもらってきて大満喫させてもらって恐縮なのですが、たぶん今の僕にはGFXというラージフォーマットのデジイチはフィットしません。
ですが、こうしてしっかりと手に取って試せる機会があり、持ち込んだSDカードで帰宅後に自室のPCで1奥200万画素の超高解像度の世界を堪能することができました。
きっとこのカメラで風景を撮ったらすごいんだろうなぁ。
確かにデカいとはいえ、ちょっと頑張れば本体2台にレンズ2〜3本をバックパックに詰めて海外ロケとかトレッキングも不可能じゃないサイズですからね。
もしナショジオのカメラマンにでもなれたら覚悟してGFXシステムを検討するとします。
それじゃあ、また。