天気のいい三連休の最終日。買い物のついでに映画……いや、映画のついで買い物に行きました。
雲ひとつなく晴れていたので紅葉狩りにでも行こうかと悩みましたが、きっと同じことを考える人はたくさんいるので大渋滞に巻き込まれる羽目になるでしょう。
逆張りだよ、こういうときこそ。なら屋内施設に行こう。どうせ買い物も行かないと食いっぱぐれるし、ショッピングモールにでも行って映画を観よう。
……そこで妻のリクエストで『スオミの話をしよう』を鑑賞しました。
さすが安定の三谷幸喜の作品。この映画のために書き下ろされた脚本ではあるものの舞台作品を意識したような演出やカメラワークのおかげで、まるで劇場でステージの目の前に座っている感覚になりました。
ストーリーは……僕はあまり深く考えずに楽しく観れました。
家父長制や男性の支配欲へのアンチテーゼだとか、いろいろと観点はあるかとは思います。ですが、そういう感想を抱いて本作に期待したり落胆することこそ、作中の5人の現&元旦那たちと同じ行動を映画に向けているのでは?なんて思ったりラジバンダリ(死語)。
そもそも僕は“エンタメ作品に現実を投影しすぎないで欲しい派”というのもありますが。
それじゃあ、また。