大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

東北「道の駅」スタンプラリー 第11回 遠征

頑張って毎月1回は道の駅スタンプを集める。これが今年の目標ですので、11月も行ってきました。

今回は岩手県南部の沿岸をめぐります

三陸道を北へ、高田松原

5月に開始して以来、もう50ヶ所を超える道の駅を訪れてきました。

すると自宅近辺とかは難しくて、ガッツリと遠征しないといけなくなりました。

ということで、朝っぱらから150km弱を走って道の駅「高田松原」までやってきました。もう到着したらランチタイムでしたけど。

さんりく海鮮丼。牡蠣などの海鮮のほか地元野菜の天ぷらがたっぷり乗ったどんぶりでした

天ぷら丼に加えて産直市場でカワハギの刺身も買いました。肝の味噌和えが濃厚で絶品!

陸前高田を訪れたのは2017年のバイク旅以来。

その当時はまだ道の駅はできてなく、まだまだ殺風景な空間が広がっているだけでした。

www.taishogoes.com

そして、この道の駅「高田松原」に併設された震災史料館は機会があれば訪れるべき施設だと思いました。

道の駅「陸前松原」。奇跡の一本松に隣接した施設で、3.11の資料館や慰霊施設を兼ねています

入館無料の資料館。当時の対策本部が移築されていて、本当に学びのおおい場所です

敷地のおおくは慰霊施設にあてられています

奇跡の一本松。この姿が陸前高田の人々を勇気づけてきました

この海。そう、この海

元々の道の駅だった「タピック45」。三角屋根の赤い看板まで津波が押し寄せました。その高さ14.5m

入館無料の資料館には膨大な生の声が掲載されています。また対策本部の執務室が移築されており、当時の緊迫した空気感までも伝えられているのです。

南海トラフ地震や関東大震災への備えが求められている今、2011年3月11日にここで何が起こり、誰が何をし、そこから何を学ぶべきかを考えさせられました。

同時にあの体験を広く共有し、将来、同じ思いをする人が1人でも減るように――悲しみとともに立ち上がった陸前高田の人々の決意が感じられる施設でした。

絶景を眺めに碁石岬へ

碁石のような石が敷かれた浜辺があることが地名の由来だそうです

陸前高田のすぐ近くにある碁石岬へ寄り道をしました。

このあたりでは碁石のように丸い石が浜を埋め尽くしており、波が引く際にコロコロと心地よい音が響いて幻想的な空間が広がっていました。

こういった小舟があったらついつい撮っちゃいます

碁石崎灯台。可愛いサイズでした

ここが展望台。なんか想像以上に飛び出していてスリリング

穏やかに見えても、岩には力強い波が打ちつけていました。太平洋はでっかいなぁ

急ぎ足でさらに北へ

寄り道せずにスタンプ回収だ!

えっと、陸前高田で時間を使いすぎました(笑)。

ここからは急ぎ足でさらに北上していきます。

道の駅「さんりく」

道の駅「さんりく」。以前、訪れた記憶がありますけど……魹ヶ崎を歩いたときかなぁ?

道の駅「釜石仙人峠」

道の駅「釜石仙人峠」。時間が気になってきて、のんびりできませんでした

道の駅「やまだ」

もう暗くなってきました。東北の冬はすぐに日が暮れてしまいます


三陸道を北上していき、道の駅を3ヶ所めぐりました。

そして道の駅「やまだ」に到着したのは16時半。本当はこの先の道の駅「みやこ」まで行く予定だったのですが、閉館時刻の17時まではギリギリすぎると判断してここで打ち止めにしました。

せっかくなのでお土産をながめて仙台に向けて戻ることにしました。

左側は黒ゴマを練り込んだ米粉せんべい、右側は地元ベーカリーのラスクです。どちらも美味しく楽しくいただきました

60個のスタンプを回収!

第11回遠征にして60ヶ所のスタンプを回収しました

数えてみると今回の遠征でちょうど60個目のスタンプを集めていました。けっこう集めることができましたね。

どうりで近隣の道の駅は狩り尽くして、初っ端から150kmも走る羽目になるわけです。

そろそろ高速道路を利用するだけではキツくなってきて、宿泊が必要な距離感になりそうな予感。てか、そろそろ雪が積もるし余計にキツいなぁ(笑)。

それじゃあ、また。

撮 影:2024年11月 in 岩手県
カメラ:SONY α7C II, Apple iPhone13
レンズ:SONY FE 20-70mm F4 G