朝の仙台駅。新幹線ホームでは大勢の旅客が出発のときを待ちます。
この時季、東京駅まで行っても東北や北陸からやってきた人々はすぐにわかります。だって上着がモコモコしてて重装備なんですから。
「あ、遠路はるばる寒いところからやってきたんだな」と思うと、ちょっとした連帯感を勝手に抱いてしまいます。
かつての歌人は郷里の言葉を聞きたくて、上野の停車場までやってきたといいます。もしかしたら鉄道駅には同郷の人々を結びつける不思議な力が渦巻いているのかもしれませんね。
それじゃあ、また。
撮 影:2024年11月 in 仙台駅(宮城県仙台市)
カメラ:SONY α7C II
レンズ:SONY FE 20-70mm F4 G