ハイブリッド車に乗り換えたら燃費がよくなったし、オートマなんで気軽に長距離ドライブに出かけられるようになりました。
ということで昨年12月は計3回の道の駅スタンプラリー遠征に出かけましたが、今日の記事はその2本目の模様となります。
マジな冬、到来
つい1週間前に山形県の日本海側を目指したとき、まだ平地では雪は積もっていませんでした。
しかし第13回遠征の2〜3日前からマジな冬がやってきてしまい、雪が降り続いた結果すっかり銀世界に。
今シーズン初の雪道の運転となりますので、気を引き締めてハンドルを握ります。
道の駅「むらやま」ではおやつに芋煮コロッケを食べました。
まだお昼ご飯には早いし、朝ご飯は食べてきたんですけど、旅先のスナックは別腹です(笑)。
食感はコロッケなのに味は芋煮。謎の技術により山形風の芋煮が口内で再現される不思議な一品でした。
山形の無料高速をフル活用
山形市と新庄市を結ぶ東北中央自動車道は東根以北の区間が無料共用されていて、今回はこの恩恵をフル活用していきます。
道の駅「尾花沢」は尾花沢北ICにほぼ直結。サービスエリアのような機能を果たす道の駅です。
なお尾花沢はスイカで知られていますので、ぜひ来夏に再訪したいですね。
開通直後の新庄酒田道路を通る
内陸部の新庄から日本海沿岸の酒田は最上川に沿うように国道47号線が結んでいますが、これと並走するように新庄酒田道路が建設中です。
そのうち新庄から戸沢村の最後の区間が訪問前日に開通しました。まだツルツルなアスファルトを気持ちよく走って、道の駅「とざわ」を目指します。
この道の駅がある戸沢村は80年代から韓国との交流があり、国際結婚で移り住む韓国人もおおく、日韓交流の象徴として整備が進んだようです。
そしてちょうどランチタイムだったので、美味しい石焼ビビンパをいただきました。
滝を見て雹に打たれる
ツーリングマップルを眺めていたら、近くに有名な滝があるそうなので寄り道してみました。
かの有名な「五月雨を集めて早し最上川」という歌を詠むに至る際、松尾芭蕉はこの付近で川下りをしていて、
白糸の滝は、青葉のひまひまに落ちて、仙人堂、岸に臨んで立つ。水みなぎつて、舟危し。
拙訳:白糸の滝は青葉の隙間に落ちていて、仙人堂が岸辺の近くに立ってた。水が荒ぶって舟がヤバかったわ*1
と「おくのほそ道」に書き残しています。この文章に続くのが「五月雨を〜」という句なんですね。
ちなみに最初は「五月雨を集めて“涼し”最上川」と詠んでいたのですが、川下りでの恐怖体験を経て“早し”と推敲したようです。
こうやって学校で習った歴史の現場に行けるって楽し……イテッ!
ん?なんか落ちてきたぞ。イ、イテッ!!雹が降ってきた!
最後はもがみ
上の写真は片側交互通行のためにほんの1〜2分停止しただけで先行車の周囲に白く氷粒が積もる様子です。
新庄市周辺まで戻ってくると雹も落ち着き、なんとか一安心。まだ納車間もないクルマのルーフにビチビチと音を立てて雹が降り注ぐのは心臓に悪いですね。
さて、この日の最後のスタンプは道の駅「もがみ」でした。
……なんだか雪が強まってきました。あまり遅くなると凍結が怖いので早めに帰ることにしました。
今回のお土産
あまりお土産を買うことなく進んできたので、最後の道の駅「もがみ」で手拭いを購入しました。
そしてすぐに帰るつもりでしたが、国道48号線で峠越えをする前に道の駅「天童温泉」で休憩をしました。
そこでブドウジュースを購入。夫婦そろってお酒が飲めないので、クリスマスディナーのお供にしました。
山形県を制覇!
この第13回遠征をもって23ヶ所の山形県内の道の駅を完全制覇しました。
すでに宮城県も踏破してるので、あとは福島県さえ攻略できれば南東北3県が終わるということに気づきました。
こりゃあ、年内にイケるかもしれんぞ!
……ここから地図を広げて福島県を走り回るルート策定を始めましたが、予想以上の大冒険となった第14回遠征のお話また後ほど。
それじゃあ、また。
撮 影:2024年12月 in 山形県・最上地方
カメラ:SONY α7R IV
レンズ:SONY FE 20-70mm F4 G