先日、トヨタ シエンタを借りました。
たいした距離は走りませんでしたが、4泊5日も乗るといろいろと感心させられました。
もはや街中で見かけずに出歩くことが難しいくらい売れに売れているトヨタのミニバン、シエンタ。
今回、レンタカーで借りたのはXグレードというエントリーグレードでしたが、パワーユニットはハイブリッドでした。
項目 | |
---|---|
車名 | トヨタ シエンタ |
グレード | HYBRID X 2WD(7人乗り) |
パワーユニット | 1.5L + モーター |
駆動方式 | FF |
運転席まわりにはたくさんの収納スペースが設けてあり、ドリンクやスマホ、ティッシュ箱などを置く場所には困らなくて済みそうです。
後部座席の3列目ともなればさすがに狭く感じましたが、そこまで無理なく大人が座れました。
そしてただ倒すだけで2列目と3列目がほぼフルフラットになったのには何よりも驚きました。
たぶん日常的に3列目シートを使う人はもっと車格の大きなクルマを選ぶと思うんです。
なのでシエンタにおける最後列座席は緊急用と言いいますか、補助椅子として普段はしまっておくユーザーもおおいはず。
この点、3列目シートを畳んだときに2列目シート下に綺麗に収納される設計になってるのはとてもいいですよね。
ミニバンは数多くあれど3列目を収納できるとはいえ左右の壁にくっつくだけだったり、結局は空間を占有してしまうクルマっておおいと思うんです。
でもシエンタは7人乗り仕様でも3列目が座面下に綺麗に収まるので、広大なラゲッジ空間をフルに活用できるんです。
コンパクトで取り回しやすい5ナンバーサイズで、収納がたくさんあって、車内空間は広くて、7人乗りだけど普段は5人乗り+巨大ラゲッジルームとして使えて、ハイブリッドも選べて、クルコンも付いてて、それで最上位グレードでも320万円程度。
これだけ理由があれば、そりゃあ、売れるわけですね。
トヨタの顧客視線のモノづくりの強みって、たぶんこういう実用性重視の大衆車にある気がするんですよ。まぁ、素人の感想ですけど。
そんなメーカーの強みをひしひしと感じる1台でした。
それじゃあ、また。