ふと目に入った光景を捉えて、シャッターを押しただけ。
これだけでなんかいい感じの作品ぽく仕上げてくれるのが富士フイルムのカメラのいいところ。
この5年間、メインのカメラはキヤノンからソニーへ乗り換え、レンズも取っ替え引っ替えしてきましたが、X100Vだけはずっとお気に入りの座を譲らずに手元に残し続けています。
より本格的に撮影するためにXマウントのレンズ交換式カメラへの買い替えも検討したことがありましたが、X100Vは
- 旅行などに手軽に持ち歩けるサイズ
- フルサイズ換算で35mm、50mm、70mmの3つの焦点距離をカバーできている
- 開放絞り値はf/2と明るい
- NDフィルター内蔵で4段分も減光できるので日中もボケ感を活かした写真が撮れる
- 街角スナップを撮るにも威圧感がない
……と、もはや僕の旅行スタイルの最適解に近いカメラなんだと感じています。
でも、先日、試しにお仕事の現場で使ってみたらソニーのカメラと色の調子を合わせるのに苦戦しました。標準のプロビアを使っても心象的になり過ぎてしまって、もう少しニュートラルな写りにしたかったんですよね。
というわけでX100Vは今のところ僕の中では趣味用となりつつあります*1。
それじゃあ、また。
撮 影:2025年6月 in 東京都品川区
カメラ:FUJIFILM X100V
*1:保険もといお守りの3台目のカメラとして常に現場に持ち込んではいる