
「またバイクが所有できる環境になったらリターンしよう」
2017年、宮城県仙台市への引越しに際してHonda VTR250を手放したときにそう誓いました。
で、8年越しに岡山県へ帰ってきて1ヶ月も経たぬうちに実行しちゃったわけです。自分でもビックリです(笑)。
どのカブにしよう?

「バイク」と言っても多種多様ですが、今回は主にスーパーやドラッグストアなどへの買い物に行くための足として考えています。
そのためパワーや高速巡航性は求めておらず、気軽に保有できる125cc以下の原付二種を中心に探しました。
そして買い物では積載できないと困ります。リアキャリアを取り付けられる車種……そういえばスーパーカブにはデフォルトで付いてくるじゃありませんか。じゃあ、それでいいや。
とはいえスーパーカブにもいくつか種類がありますので、このなかからさらに比較検討していくことになりました。

C125はクラシックなデザインが素敵だし、CT125 ハンターカブはタフな雰囲気がカッコいい。いや、やはりノーマルなスーパーカブ110の機能性とデザインを両立したスタイルは唯一無二だよなぁ……。
こうやって悩みに悩んで選んだのは……

選ばれたのは「スーパーカブ110プロ」でした。デザインは度外視し、機能性と実用性に全振りしたチョイスです。
ビジネスバイクというジャンルに分類されるスーパーカブのなかでも配達業のヘビーユースに応えるために仕立てられたモデルです。
これはそのまま配達の現場に実戦投入できるような仕様になっているので、もはやレプリカモデルではなくワークスマシンですね。
……え?“ワーカーズ マシン”だって?そりゃあ、たしかに(笑)。
なら、なぜこんなバイクをお買い物目的で選んだのか?それは「プロだけに付いてるもの」がたくさんあったからです。

プロだけに付いてるもの
主に新聞配達や郵便局で使われるスーパーカブ110プロですが、普通のカブとは異なる仕様になっている装備がたくさんあります。
フレーム直付けの前カゴ

カブプロの前カゴはフレームに溶接されています。新聞屋はここにドサッと新聞紙を積み込んで配達してるように、かなりの耐荷重があります。
あとヘッドライトもカゴの前方に移設されてるので前カゴにたくさんものを積んでも照射を妨げないんですよね。
すでに買い物袋を入れたり、脱いだジャケットを放り込んだり、大活躍しています。
強化サイドスタンド

大量の荷物を積んでも倒れないようにサイドスタンドは強化版が付いています。
設置位置がギア周辺からスイングアームに変更になっている影響でノーマルカブよりもかなり後方に移動しています。
そのため座ったままでは出しにくく感じましたが、慣れれば大丈夫だと思います。
大型リアキャリア

リアキャリアも大型のものが付いています。ノーマルカブのキャリアも十分な大きさがありますが、さらにデカいです。
そして後部が少し跳ね上がっていることも特徴です。この跳ね上げ部分は邪魔にも見えますが、なんだかんだ発進時の荷物のズレや落下の防止に役立っていると感じます。
サイドブレーキ

これもカブプロ専用の装備です。このレバーを手前に引くとリアブレーキをロックできます。
自宅の保管場所に傾斜があるので毎日使っていますが、やはり後輪をロックすると停車時の安定性が段違いです。
ちなみに最後の最後まで比較対象として悩んでいたのはノーマルな「スーパーカブ110」でした。
でも、ノーマルカブを買ったとしても前カゴは絶対に取り付けるつもりだったし、リアキャリアは大きい方がいいし……と考えているうちに「それなら組み立て工場で全部取り付けてしまうプロでよくないか?」という結論に至ったのです。
そもそも前カゴをフレームに溶接するとか、サイドブレーキを追加するとか気軽にできない改造ですからね。こういったノーマルカブには追加できない装備が付いていることが決め手でした。
僕とカブのこれから

まだ納車から2週間も経っておらず、これまでの走行距離はやっと150kmくらいです。
でも目論見どおり10km〜15km圏内のスーパーを目指すような買い物用途では機動力が高いうえ、積載もしっかりできるので本当に便利です。
だけどやっぱり手元にバイクがあったらツーリングしたいですよね。ということで、先日は瀬戸内芸術祭が開催されている直島まで行ってきました。

あとはカスタムですね。カブプロはすでに積載面や実用面での追加装備がたくさんありますが、カスタムのベース車両としても優れた資質があります。
とりあえずリアキャリアにホムセン箱を載せるのは確定です。あとアクセサリー用のバーがハンドルまわりに欲しいですね。風防も欲しいなぁ……あまり最初から欲張らずにぼちぼちと手を加えていきましょう。
何はともあれ今はまたバイクでお出かけできるようになった喜びを毎日噛み締めています。
もちろん乗るときには安全第一。無事故無違反で楽しんでいこうと思います。
それじゃあ、また。
撮 影:2025年月 in
カメラ:SONY α7C II, FUJIFILM X100V
レンズ:SIGMA 85mm F1.4 DG DN | Art