
「アッケシソウ」という珍しい植物の自生地へやってきました。
アッケシソウとは海水と淡水が交わる汽水域の干潟に生えて秋口には赤く染まることから「サンゴ草」とも呼ばれています。
国内では明治時代以降に北海道から瀬戸内海にかけて生息が確認されていたようですが、開発が進むにつれて群生地は減少して今では環境省のレッドデータブックで「近い将来に絶滅の危険が高い種(EN)」に指定されています。
……って、Wikipediaで読みました。



岡山県浅口市の寄島埋立地はアッケシソウの数少ない自生地のひとつ。しかしこの存在が確認されたのは2003年と意外と最近のことでした。
今では住民がボランティアとなって保存活動を実施しており、10月下旬にはお祭りも開催しているようです。
ちなみに遺伝子解析によるとここのアッケシソウは朝鮮半島にルーツがあるそうで……どうやってここまでやってきたんでしょうかね?船のバラスト水?渡り鳥?
僕は珍しい草を見にきただけなのに、なんだか急に数千キロ先の外国との妙なつながりを考えることになりました。
それじゃあ、また。
撮 影:2025年11月 in 岡山県浅口市
カメラ:SONY α7C II
レンズ:ZEISS Loxia 2/50