大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

小豆島をぐるっとツーリング|小豆島(香川県)

先日、フェリーを逃して渡航が叶わなかった小豆島に行ってきました。

朝5時、出発

夜明け前、新岡山港を目指して走り出しました

前回、出勤ラッシュに巻き込まれて逃してしまったのは8時40分に出港するフェリーでした。

それならラッシュ前に中心街を抜けてしまえばいい……ということで今回は6時20分出港の始発便を目指します。

カブプロに乗り込んで自宅を出たのは朝5時。さすがにこの時間帯なら渋滞は心配なく快走できるでしょう。

しかしこの日の夜明け前の気温は5℃。秋装備では耐えられるわけもなく、貫くような寒さに震えが止まらずだいぶハードな出だしとなりました。

寒過ぎて途中でコンビニに寄ったりしたら乗船がギリギリになってしまいました

平日の始発便は車両甲板は6割くらい埋まっていました。意外と利用者がおおいですね

出港直後の児島湾。まだギリギリ朝日は見えませんでした
瀬戸内海を横切る際、朝焼けの中に浮島現象が現れました

上陸して各地を巡ります

今回のルート。時計回りに島内を走ろうと思います

フェリーは土庄港に到着したのは定刻の7時30分。かなり時間的な余裕をもって観光ができそうです。

エンジェルロード

最初に向かったのはエンジェルロード。事前に調べたところこの日は朝イチで訪れないと砂の道が見れないことがわかりました。

いい天気!この景色が見たくて朝5時に出てきたと言っても過言ではありません

せっかくなので歩いて渡ってみました。ハート型の絵馬に願い事を書いて下げることできます

はじまりの刻

土庄の中心部から北上し、瀬戸内芸術祭の作品『はじまりの刻』までやってきました

自撮り台があったので……。普段、やらないことをしてみるのも旅の楽しみです

道中、大観音も見えました

四方指&大観峰

美しい木漏れ日を浴びながら小豆島スカイライン(県道27号線)を登っていきます

四方指展望台。芸術作品にも見えますが登ることができます

正直、四方指展望台からの景色は期待したほどではなく、たぶん周囲の木々が大きくなり過ぎているのだろうと思います。

しかしすぐ近くの大観峰からは大絶景が広がっていました。上空には雲ひとつない、最高のツーリング日和に小豆島へ来ることができました。

大観峰。こっちからの眺めが大当たりでした

小豆島町の町並みが見えます

寒霞渓。よし、あそこを目指すか!

寒霞渓

寒霞渓の展望台。まだ紅葉には早かったようです

さて大観峰展望台から10分も走らぬうちに寒霞渓に到着しました。

小豆島スカイラインを辿ってやってくるのは寒霞渓ロープウェイの山頂駅です。ここにバイクを停めて周辺の散策路を歩くことにしました。

ロープウェイの山頂駅周辺の散策路を歩いてみます

森の中に突然現れるのが『空の玉』です

輪っかで玉ができていて、玉には穴が空いていて、その穴からは空が見えて……

寒霞渓ロープウェイと小豆島町の町が見えます。たぶんロープウェイ利用が一般的なルートです

寒霞渓付近から北上するように下山できる県道31号線はタイトなコーナーが連続する走りがいのある道でした

石切場

小豆島の北側に出たら海沿いを走っていきます。奥に見えるガラガラとした場所が石切場です

寒霞渓から海岸沿いまで降りてきたあとは時計回りに島の外周を回るコースを取りました。

このあたりはあまり目的地を決めておらず、気になったものがあれば立ち止まるようなスタイルでダラダラと走っています。

ここは現役の採石場ですが、島内には大阪城築城時の採石場跡や不採用に終わった「残念石」も残されています

国道436号線の沿線

四国新聞が1968年に選出した「さぬき百景」にも入る福田海岸

走行中、あまりにも四角い岩が目に入ったので立ち止まりました。これも芸術作品でしょうね

希望の道

島の東側にやってきました。ここには「裏エンジェルロード」ともされる希望の道があります

すでに潮が満ちていますが、透き通る海の下に道が見える景色も神秘的でいいですね

穴場スポットで観光客は少ないぶん駐車場からの道のりはちょっと険しいです

醤油のメッカにてランチ

ヤマサン醤油の直売所にてお昼ごはんにしました

小豆島町のあたりは「醤の郷」と呼ばれており、醤油の醸造所が立ち並びます。

朝イチから走り続けてすでに14時近くになっていましたので、ここでお昼ご飯にしました。

女将のおすすめで醤で漬け込んだハマチの海鮮丼をいただきました

お土産に1瓶、もろみを買ってきました。醤油がわりに使っています

伝統的な街並みと醸造所が織りなす路地が広がります

オリーブのリーゼント

オリーブ畑の中にリーゼントのモニュメントが。その横ではオリーブの収穫が行われています

昼食を食べたヤマサン醤油のすぐ近くにも瀬戸内芸術祭の作品が展示されています。

ただその近くは住民以外の車両乗り入れはNGとされているので、ヤマサン醤油の駐車場にバイクを置かせてもらって徒歩移動で目指すことにしました。

オリーブ農家の方に「中も見ていってください」と言われて、そのお言葉に甘えて納屋に入ります

カゴの中には収穫されたばかりのオリーブが

って、この納屋も芸術祭の展示スペースなんです。こんなの案内されなきゃわかりません

離れの小屋には……ちょんまげ!?

しかも、ちょんまげは貯金箱でした

瀬戸内芸術祭はのんびりとした離島の日常生活の中にポンッ!と芸術作品が置かれています。

その非日常感とかカオス感がたまらなくいいのですが、この『オリーブのリーゼント』と周辺作品は溶け込み過ぎてて頭がバグりそうになりました。

Inner Light -Floating Houseboat of Setouchi-

草壁港にある廃船を使ったアート作品です

醤の郷を出たあとはじわじわと土庄港へ戻りつつ、瀬戸内芸術祭の作品を中心に巡ることにしました。

ということで早速、やってきたのは草壁港のすぐ近くにある木造船を使った作品です。

有機的で細かな彫刻が船体全体に施されています

内側にはエンジンが残されており、夜になると内側から光り輝く様子が見られます

道の駅「小豆島オリーブ公園」

おそらく小豆島内でもっとも有名な観光スポットのギリシャ風車。この日も外国人観光客で賑わっていました

道の駅「小豆島オリーブ公園」はオリーブの産地であるギリシアをモチーフとした建築で有名です。

そして『魔女の宅急便』の聖地としても国内外に知られていることから、この日もおおくの観光客でにぎわっていました。上掲のギリシャ風車の写真も人の切れ目を狙って撮った1枚です。

……でも、全体的にスタジオジブリ作品のイメージとは違うんですよね。それもそのはず、だって実写映画版のほうなので。

道の駅は神殿とかお城のような造りになっていてかなり豪華です

ライダーの義務を果たしておきましょう。オリーブソフトをいただきました

神浦地区

神浦地区にはいくつか瀬戸内芸術祭の作品が点在していますので、そこを最後の目的地としました。

道端に巨大な何かが姿を現して思わず止まりました

『ダイダラウルトラボウ』。丘に腰掛けて海を眺めているようです

海辺の駐車場にバイクを停めて……じつは看板の横にある逆立ちしたテトラポッドも『ひとりおどり』という芸術作品。油断できませんね

集落の中で家屋に擬態していたのは『ヒトクサヤドカリ』

近くで見るとかなりリアルに彫られているのがわかります

海岸沿いには『ナップヴィーナス』もありました

そろそろ帰ろう

また海岸線沿いに土庄港を目指します

朝イチでツーリングを始めましたが、気づけば陽が傾いてそろそろ帰る時間が近づいてきました。

17時に出港するフェリーを目指し、神浦地区からは一直線に土庄港へ走りました。

帰りのフェリーは〈おりんぴどりーむ せと〉でした

水戸岡鋭治氏のデザインによる「海を走る遊園地」をコンセプトとしたフェリーで、甲板にはブランコや滑り台、ミニSLがありました

夕陽が綺麗だ!楽しい1日でした

意外と広い小豆島

再度、今回のルートをおさらいしてみましょう

今回のツーリングはある程度、島内で気になるスポットをリストアップしてコースを組み立てたうえで臨みました。

そのため朝7時半から17時まで9時間半をフル活用して島内を巡ることができましたが、それでも回りきれてない場所がいくつもあります。

予想外に広いんですね。なのでまた訪れたいと思います。次もカブプロでこようかな?島内の細い路地とかを気軽に探検できるのが楽しかったです。

でも、8年前に小豆島にVTR 250で訪れた際のリベンジが果たせたので大満足のツーリングとなりました。

それじゃあ、また。

お土産のオリーブラーメン。マツコデラックスもTV番組内で絶賛したそうです。麺からはほのかにオリーブの風味が感じられました

撮 影:2025年10月 in 小豆島(香川県)
カメラ:SONY α7C II, Apple iPhone 15 Pro Max, GoPro HERO11 Black
レンズ:SONY FE 20-70mm F4 G