大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

早起きして雲海と酷道と紅葉を|岡山県高梁市〜総社市

10月から11月の間に見られるという雲海と城郭のコラボレーションを求めて、岡山県高梁市まで足を伸ばしてきました。

今回のルート

なんだかんだあって色んなところを走りました

雲海チャンスだ!@備中松山城展望台

まだ真っ暗な時間帯。気温は4℃くらい。風が冷たくて刺すような寒さがこたえます

11月後半のある日、日中に雨が降ってから日没後は雲が晴れて星空が見えました。
つまり夜間には放射冷却が見込めるし、地面にはしっかりと水分が溜まったということなので翌朝は雲海チャンス!

早めに寝て朝4時半に起床し、5時過ぎにはスーパーカブ110プロを始動して出発しました。

そして目指したのは備中松山城ではなく、そのお城と雲海を眺めるための展望台。
ここの駐車場は5台程度と非常にスペースが限られているため、寒さに耐え忍びながら原付で走りました。

どんどん明るくなってきました。日の出前から撮りたかったのに!!でも霧深いから期待は高まります

本当は日の出の前からカメラを構えたかったのに、走っているうちに空が明るんできて日出時刻の5分前に到着しました。

まさか岡山市街地から高梁まで1時間45分もかかるとは。ナビアプリでは下道で1時間だったのに。
でも心当たりはあるんです。だって寒すぎて2回くらいコンビニで休憩しましたから(笑)。

で、肝心の雲海は……

雲海は出てるんだけどなぁ……

平日の早朝にもかかわらず観光客もカメラマンもたくさん来ていました

朝日が備中松山城にあたり始めました。早起きしていい景色を見れてます

これが今回のベストショット。そもそも望遠レンズが欲しい距離でした。「天空の城」を拝むためにはシーズン中に何度も足を運ばないといけない感じがします

出てはいるんですけど雲の位置が低すぎて有名な「天空の城」状態にはなっていません。
山頂の城壁の直下に雲海が当たるような高度が理想なのですが、なかなかうまくいかないもんですね。

近くでカメラを携えていた方々と雑談しながら撮影していましたが、遠くは愛知県や福岡県からも訪れていた人がいたのに驚きました。

しかも急に雨雲がやってきて高梁市街地のジョイフルへ緊急ピットイン。2回目の朝ごはんを食べました

スゴい道に行こう@羽山第二隧道

この先は本当に人里へ通じているか不安になるような狭小路を進みました

なんだか消化不良なのでついでに近隣の気になっていたスポットを巡ることにしました。

そのうちのひとつが羽山第二隧道です。宇治下原線とも呼ばれる岡山県道300号線の途中にある手掘りのトンネルで、ここはなかなかの光景でした。

急に岩肌が剥き出しのトンネルへ突入。この反対側が有名な場所です

羽山第二隧道の北側。上は木が生い茂っていて見えませんでしたが、かなり高い崖の足元をくり抜いてトンネルにしています

しかもトンネルの内側には洞窟があるようです

この隙間から入るのか……?僕には内部まで探検する勇気がありませんでした

トンネル内部から北側を望む。背が高いクルマは気をつけた方がよさそうです

さらに進むとこんな道が。日常生活を送る地元とは別世界みたいです

ここでも記念撮影をしておきましょう。こんな細い道でもカブプロだから楽しく走れてます

片洞門を抜けて次の目的地へ。かなり面白い道だったものの間違ってないか走りながら不安になりました

渓谷を見下ろしに@夫婦岩

有名な景勝地、夫婦岩。成羽川が流れる渓谷が眼下に広がります

駐車場の紅葉が見頃でした

羽山第二隧道の次に向かった夫婦岩からは紅葉に染まる山並みを縫うように流れるダイナミックな光景を楽しむことができました。

……そうだな、帰るついでに紅葉を見に行こうよう!

夫婦岩から主要道へ抜けるところ。下りの急坂、ヘアピンカーブ、ウェット、落ち葉、苔……と二輪車泣かせの五重奏です。この日、一番緊張した路面でした。

見頃の終わり頃の紅葉へ@豪渓

今年も紅葉狩りができて満足です

次の目的地に向かってアクセルをひねる前にちゃんと地図でルートは確認しているんです。

しかし記憶力が貧弱なうえにガサツな性格をしてますので、この日も元気よく道を間違えて反対方向へしばらく走ってました。
しかも道路の案内標識や地名では気付けず、自分の影が伸びる方向に違和感を覚えてやっと立ち止まるという野生味あふれるスタイルでツーリングをしてます。

道を間違えた結果、道の駅「とうわ」へ。目的地とは完全に逆方向ですがランチにしましょう

日替わり定食はポークステーキでした。うまし!!

お土産に吉備中央町産のキウイを買いました。しかし追熟がうまくいかずにビタミンCを下の上でバキバキに感じる羽目に(笑)

予想外の寄り道をしてしまいましたが、日が傾いた頃に豪渓へやってきました。

ほ、ほら、斜陽って色づいた葉をより綺麗にするじゃないですか。迷ったのではなく時間調整が成功したってことにしましょう。

全体としては6割くらいが散っていて、一部だけ見頃の木が残っているような状態でした

黄色のトンネルだ!

渓流と紅葉のいい感じの写真が撮れて満足です

看板があったので見上げると「天柱」の文字が。享和元年(1801年)に文人や書家として活躍した武元登々庵による書を石工2人が14日がかりで掘ったのだとか

ほんの短い区間でしたが綺麗な紅葉が楽しめました

手持ち撮影の限界に挑む。この日の記録は1/3秒でした。僕よりもソニーのカメラがすごいってことです

今年はちょうど岡山県内の各名所が見頃を迎えてるタイミングで新型コロナに罹患してまったく紅葉狩りができてなかったんですね。

なのでギリギリでしたが豪渓へ立ち寄れてよかったです。


気づけば夜明け前から行動開始して、雲海に酷道に紅葉と盛りだくさんのツーリングとなりました。

本来は近所のお買い物のために購入したスーパーカブ110プロですが、こうやってツーリングもしっかりできる頼もしい相棒です。
またこれからも安全第一で楽しく走ろうと思います。

それじゃあ、また。

撮 影:2025年11月 in 備中高松城展望台、羽山第二隧道、夫婦岩(岡山県高梁市)、豪渓(岡山県総社市)
カメラ:SONY α7R IV, Apple iPhone 15 Pro Max, GoPro HERO11 Black
レンズ:SONY FE 20-70mm F4 G