
わざわざお金と時間と使って映画館に行っても時間が経つと劇場内での感激はおろか観劇した事実すら忘れてしまいます。
なので何か観たら積極的に感想を外部出力して残していこうと思った次第です。
※ この記事にはネタバレはないです。
で、先日観てきたのは『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』。
過去にも書いてますが、僕はガンダムに関しては“にわか”もいいところ。ちゃんと観たのは『水星の魔女』くらいです。なのに昨年の今頃に『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』を映画館で観てるっていうね(笑)*1。
さて、ハサウェイ3部作の第2作である『キルケーの魔女』ですが、前作『閃光のハサウェイ』はAmazonプライムビデオで配信された直後に自宅で見たんですよ。
最初は流し見してたのに中盤のダバオ市街戦で地上を逃げ惑う一般市民の視点がめちゃくちゃ迫力があったというか、もはや怖くて「これは劇場の大画面で観たかった」と思いつつ、巻き戻して冒頭からちゃんと正座して見直しました。
そしてついに続編が公開されたのでIMAXシアターでやってるうちに観てきた次第です。
ただそのままだとストーリーも登場人物もメカもわからないので、いろいろ解説動画とかで“予習”してから臨みました。
……いや、本来はちゃんと過去作を見たいんですけど時間も集中力も足らないもんで勘弁してください。

前置きが長くなりましたね。
本題の感想なんですけど、もう、これはね、2026年現在におけるアニメーションの最高到達点ですわ。
3部作の第2作ということもあってドラマパートというか、会話で話が進む場面がおおいのですが、本物のような水面や美しいオセアニアの風景の表現に違和感なくアニメが溶け込んでいる「2.25次元の世界*2」が広がっていました。
そして特筆すべき迫力だったのがニュータイプどうし(?*3)の超高速モビルスーツ戦。
ミサイルによる飽和攻撃を掻い潜り、間髪いれずにビームライフルを撃ちこみ、煙幕に隠れて間合いを詰めてビームサーベルで斬りかかって……というのを警告音が響き渡る全球ディスプレイのコクピットから1人称視点で味わった結果、心拍数が上がりすぎてApple Watchが警告を出してきました(笑)。
ストーリーとしては少しずつ主人公、ハサウェイを取り巻くものが崩れていき、連邦軍に追い詰められていきます。仲間のネームドキャラもバンバン消えます。しかもサラッと。
でもマフティーたちの行動からすれば因果応報とも言えますね。理想のためとはいえ予告なく都市をモビルスーツで襲撃して民間人もろとも要人暗殺とか、どれだけ人命を奪ってんだ、アイツら。
いや、地球連邦の高官連中の腐敗もひどいし連邦軍(とりわけキンバレー部隊)やマンハンターもめちゃくちゃやってる。だからハサウェイと仲間達の怒りも分からんでもない。
……やっと気づきましたわ、単純な勧善懲悪じゃないのかよ、ガンダムって。舐めてたわ。主人公側にも敵側にも共感と反発の板挟みじゃんか。これは沼るなぁ。
映画版は原作小説と若干の違いが生まれているようですが、おそらく最終作でマフティーたちは悲劇的な結末を迎えるのでしょう。それが故、永遠に輝き続ける光ではなく“閃光”なのですから。
完結編が公開されるのは何年後になるかはわかりませんが、そのときもいい劇場で観よう。それまでに(出来たら)宇宙世紀シリーズをもうちょっと勉強しよう。
それじゃあ、また。