大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

輝く海を眺めたくて|代ヶ崎浜地区(宮城県七ヶ浜町)

今日はお昼ごろから日差しが降り注いできたので、すべての家事を放り出して海を見てきました。

よがさきおはじきアート

最初にやってきたのは七ヶ浜町の「よがさきおはじきアート」。

震災後に建築された防潮堤で松島湾が見えなくなった港町に活気を取り戻そうと、地域の住民が主体となって100メートルにもおよぶモザイク画を作り上げました。

塩竃みなと祭、ブルーインパルスなど地元愛がたくさん詰まったストーリーです

緻密に並べられたおはじきが光り輝いていました

塩釜貞山堀航路と漁港

モザイクアートも素晴らしいのですが、ついつい僕は海面や行き交う船舶に興味が移ってしまいます。

ここの目の前は塩釜港に出入りするための塩釜貞山堀航路。緑色の第5浮標と赤色の第6浮標の間を漁船や観光船がせわしなく通り過ぎていきました。

集魚灯をぶら下げた漁船が塩釜港に向けて帰ってきました

第5浮標の奥を通るのはどうやら小型のフェリーのようです。どこか離島へ車両を運んでいるのでしょう

ちょっと移動して塩釜方面を望む。小さな和船が輝く水面を裂くように進みます

代ヶ崎にある小さな漁港にて。なにか大量の資材を船に積み込んでいました

松島四大観 偉観(多聞山)

七ヶ浜町の代ヶ崎浜地区の中心にそびえる多聞山には松島四大観の「偉観」があります。

ここまでやってきたのでちょっくらのぞいてきました。

多聞山の中腹に鎮座する毘沙門堂の裏手が「偉観」でした

日本三景の松島は少し高い位置から眺めると多島美を楽しめますね

あ~最高だ!

雨天が続くとついつい自宅に引きこもってインターネットをしたりゲームをしたりインドアに過ごしてしまいます。

でも、こうやって景色のいいところを歩くと気分もあがりますね。いいリフレッシュになりました。

……と楽しく帰ってきて僕を待っていたのは散らかった部屋、たまった洗濯物、昨晩から流し台を占拠する汚れた食器類などで構成された“現実”でした。

それじゃあ、また。

カメラ:FUJIFILM X100V