大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

「ゴールデンカムイ展」のお話

やっと仙台に巡回してきた「ゴールデンカムイ展」。先日、妻と二人で行ってきました。

goldenkamuy-ex.com

アシリパが身につけている道具各種。2枚目のマキリ(小刀)には細かな彫刻が施されています

ストーリーを振り返りながらモデルとなった工芸品を眺め回すことができる展示会でした

僕たち夫婦はマンガやアニメの趣味や嗜好がそこまで合致しておらず、あまり2人が共通の話題として語り合える作品は少ないんです。

しかし、突如、最近になって我が家にブームを巻き起こしたのが「ゴールデンカムイ」。豊かな北海道を舞台にしたストーリーに二人して惹き込まれています。

両足で立つヒグマの剥製。ぶっとくて鋭い爪が迫力がありました。……こりゃあ、森の中で出会ったら勝てないな

インカラマッのマキリ。鱗状の細かな彫刻は装飾だけでなく、おそらく滑り止めの実用性も兼ねているのでは?

そして感心したのは展示資料の多くが作者である野田サトル氏が個人で所有するアイテムであること。ここまでの徹底した取材や調査がベースにあるからこそ、リアルで迫力のある作品に仕上がっているんだと思い知らされました。

あらためて全編とおして読みたくなってきました。ちょっと本棚を整理して文庫本でそろえようかな……?

それじゃあ、また。