10日ほど岡山の自宅で休養したあと、天候が安定したので四国に向けて出発しました。
四国では大自然を満喫しながら走ることができました!
- 2107年5月26日(54日目)
- 2017年5月27日(55日目)
- 2017年5月28日(56日目)
- 2017年5月29日(57日目)
- 2017年5月30日(58日目)
- 2017年6月3日(62日目)
2107年5月26日(54日目)
本州から四国に渡るために四国フェリーに乗りました。
晴天に恵まれて四国編スタート! pic.twitter.com/THLbfLRMYd
— たいしょう @ただいまぁ! (@TaishoGoes) 2017年5月26日
だって、瀬戸大橋は高いし、自分で走らないといけないし、というかフェリーが好きだし(笑)
山越うどん(香川県綾歌郡)
Twitterで教えてもらった山越うどんに到着したのは11時。平日のお昼前なのにこの行列です。
注文したのは釜玉うどん(小)。
麺はコシがあって卵と絡んで最高です!
本当はトッピングのジャガイモの天ぷらを食べたかったのですが、なんと開店1時間で売り切れてしまったとのこと。
仕方ない、後日、リベンジします。
祖谷渓の小便小僧像(徳島県三好市)
山越うどんを後にして目指したのは祖谷渓。
途中までは幹線道路を走るので問題ないのですが、小便小僧像を目指して入る途中からの山道がなかなか試練の道…
自動車では離合困難な狭い道を走っていると、
路線バスが走ってきました。これにはビックリ…
そして、とあるコーナーの縁に小便小僧が立っています。とんでもない断崖絶壁の上です。
駐車場も目立つ看板もないので、気付かずに通り過ぎてしまうかもしれません。
祖谷のかずら橋(徳島県三好市)
祖谷渓谷の名所といえばかずら橋。
渓谷に植物のつるで編まれた橋が掛かっています。
通行料500円ほどを出せば歩いて渡れるのですが、これがなかなかの恐怖。
足元がスカスカです。
ヒールやサンダルで渡ろうとすると、簡単に隙間に落ちてしまいそうなのでお気を付けて。
あと、調子に乗って橋を揺らすのも止めましょう。外国人観光客がふざけて揺らしたときには本気で怒ろうかと思いましたよ(゚Д゚*)
桂浜(高知県高知市)
初日からハードスケジュールで一気に太平洋側まで抜けてきました。
この日、最後の目的地は桂浜まで坂本龍馬に会いに行きました。
意外と龍馬像は大きくて、見上げても表情が良く見えず…写真で初めて確認する感じに(笑)
懐から何を取りだそうとしているのでしょうか?ちょっと気になりますね。
この日の宿泊は高知市内のゲストハウスにて。
金曜日ということもあって満室でしたが、談話室でお客さんや女将さんも交えて楽しくお話をしました。
自転車で四国を1万キロは走った!という方にオススメの道を教えてもらったり、これから旅をしたいという青年から相談を受けたり…
この旅をしていて何人にも言っていただいたのは、今しているような旅の経験は何にも代えがたい貴重なものだということ。
道中『自分は何をやってるんだろう?』と疑問を抱いてしまうこともありますが、きっとこれからの人生で役に立つ経験を積んでるんだ!と自信を持って旅をしていきたいものです。
2017年5月27日(55日目)
この日は高知市から四国カルストを目指しました。
天狗高原(高知県高岡郡)
四国に来たら絶対に訪れてみたいと思っていた場所のひとつが四国カルストでした。
そんな場所に最高の天気に恵まれてやってくることができました!
標高が高いこともあって見渡す限りの絶景が広がります。ごつごつした岩の間で放牧された牛が自由気ままな時間を過ごします。美味しいソフトクリームができるわけです。
また、国民宿舎の前で休んでいると前日に同じフェリーで岡山から渡ってきたライダー4人組と再会。そして、出発ツイートを見ました!という方とも知り合うことができました。
夜は四万十町のゲストハウスにて宿泊です。ご家族で経営されているところで、温かく迎えてくださいました。
そこからの星空がきれいだったので三脚を構えて北斗七星を狙ってみました。
普段からあまり星景写真は撮らないので62点の出来栄えです。もっと勉強しなくては…
2017年5月28日(56日目)
四万十川沿いに80㎞を走り、さらに足摺サニーロードを走破することが目標の1日となりました。
海洋堂ホビー館四万十(高知県高岡郡)
フィギュアメーカーの海洋堂が博物館を開いたのは山の中でした。元々は体育館だったところを改修して使用しているそうです。
この館内はフィギュアで埋め尽くされていて、純粋に楽しむことができました。2.5次元の世界です。ついつい長居してしまいます。
エヴァンゲリオン、ゴジラ、攻殻機動隊、ポケモン…どれもストライク。童心に帰って実に滞在1時間で50枚近くの写真を撮ってしまいました(笑)
沈下橋(高知県四万十町)
四万十川といえば沈下橋!前夜のゲストハウスで教えてもらったオススメの沈下橋を中心に巡ってみました。
風情がありますね。自然と調和する沈下橋のことがとても気に入りました。
しかしながら、沈下橋は旧道沿いにあることが多く、見つけられても降りることが難しいことがありました。
上から眺めようにも幹線道路ではバイクを停めるのも難しく、通過に終わった橋は何本もあります。
沈下橋巡りをした後は足摺サニーロードを通って柏島まで行きました。時間帯が悪かったのか、柏島では期待したほどの海を眺めることができませんでした。
宿泊は宿毛市内のゲストハウスに泊まりました。宿毛市内の温泉に浸かって、心身ともにリラックス…したつもりが逆に風邪気味になってしまいました(;´∀`)
2017年5月29日(57日目)
この日の朝は5時過ぎから草刈機の音で目が覚めました。
高知県は日中が暑すぎるため早朝から外で作業をしてお昼は休む人が多いとゲストハウスのオーナーさんがお話ししてました。さすが南国土佐ですね~
道後温泉(愛媛県松山市)
宿毛市を出発して一気に松山市の道後温泉を目指しました。
途中でどこかによることもなく、昼過ぎに道後温泉に到着です。
ほんと、いい湯ですねぇ~
熱すぎず冷たすぎず、湯船は深くていい感じでノボせる一歩手前まで入ってました。
そして、湯上りの火照った体を冷やそうとちょっくら一杯…
普段は飲まないけど…乾杯!! pic.twitter.com/T6hZUKJIhv
— たいしょう @ただいまぁ! (@TaishoGoes) 2017年5月29日
このあと、こうなりましたぁ…
さっきまで携帯を握り締めながら携帯を探してた。予想以上にグラス一杯のビールが回ってるらしい(笑)
— たいしょう @ただいまぁ! (@TaishoGoes) 2017年5月29日
宿泊は道後温泉から徒歩10分ほどのゲストハウスにて。
さすがに平日になると貸し切り状態になります。まだ体調が全快してなかったので、静かに休めて本当に助かりました。
2017年5月30日(58日目)
いよいよ四国の旅も最終日となりました。ちょっと不完全燃焼ですけど、この日はしまなみ海道を通って本州へ戻ります。
朝、ちょっと道の駅に寄ったらバイクで集まっていたおじ様達からお声掛けいただきました。かれこれ40年近くもバイクに乗ってきた大先輩だらけ。
色んなことをお話しして、気付けば1時間半も立ち話をしてしまいました。
中には80年代にVT250Fに乗ったことがある方がいて、とても懐かしそうに僕のVTRを眺めていたのが印象的でした。
焼豚玉子飯(愛媛県今治市)
ご飯に薄切りにしたチャーシューと半熟目玉焼きを載せて甘辛いタレを絡める…
絶対に美味しいに決まってるじゃないですか!とりあえず写真を見てくださいよ。
掲載した自分がお腹が減ってきた…(´・ω・`)b
これが今治名物B級グルメの「焼豚玉子飯」です!うまかった!!
しまなみ海道(愛媛県今治市~広島県尾道市)
今まで海峡を渡るときにはフェリーを利用したり(宇野~高松間)トンネルだったり(関門海峡)で、こんなに大きな橋をバイクで渡ったのは初めてでした。
景色はよかったのですが、ほんと風が強くなくて良かったです。これで強風吹き荒れるような日だったら確実に泣いてました(笑)
大山祇神社(愛媛県今治市)
しまなみ海道を通過するだけではつまらないので、途中の大三島で降りてみることに。大山祇神社を目指します。
平日なのにえらい混んでるな…と思ったら、ちょうど祭事を執り行っている真っ最中。
話を聞くところによると境内の田んぼに稲を植える行事だったそうです。
また、この大山祇神社は戦の神様を祀っており、そのため「戦→兜→ヘルメット」との連想からヘルメット守りがありますので購入しました。
ヘルメットの内側に貼り付けて安全を祈願します。
この後はしまなみ海道から国道2号線へ入り、渋滞に巻き込まれたりしながら岡山の自宅を目指しました。
2017年6月3日(62日目)
自宅に着いて落ち着いたのですが、徳島県を端っこの祖谷渓谷だけ見て通過してしまったことが心残りだったので、早速、補完計画を始動させました。
移動はバイクではなくて自動車でしたけど…(;・∀・)
うどん巡り(香川県綾歌郡&善通寺市)
山越うどんでジャガイモの天ぷらが食べられなかったことが悔しくて、この日は朝9時前にはお店に到着するようにしました。
そうしたら山盛りのジャガイモの天ぷらが!
続いて、善通寺市の長田 in 香の香でシンプルな釜揚げうどんをいただきました。
どちらのお店も自家製麺なので風味が違っていて美味しかったです。それにしても、本場のうどんはコシがあります。
鳴門の渦潮(徳島県鳴門市)
徳島県鳴門市まで来たらぜひ見てみたかったのが渦潮。ちょうど満潮の時間帯に合わせて訪れたので、迫力のある光景を見ることができました。
また、この写真に写っている鳴門大橋には有料の歩道がありますので歩いてきました。
地上約45mの世界です。足元が見えるガラス張りの床があって、なかなか面白かったです。
…ということで、少し長い記事になってしまいましたが、四国編はこれにて。
日本一周の今後のルートは舞鶴よりフェリーにて北海道を目指し、あとはダラダラと自走で南下するつもりです。
ただし、まだちょっと北海道は寒すぎるので6月下旬ごろまでは自宅で休憩といたします。
ではでは…