仙台から約125km。気仙沼で大海原のパワーを浴びてきました。
気仙沼大島
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の主人公たちの出身地として“聖地”となった気仙沼大島。
実はドラマ本編をロクに見ていないのですが、僕の周囲では震災後を生きる等身大のストーリーが好評でした。
今回は妻の「聖地巡礼したい」というリクエストに応えて、鶴亀大橋を渡って上陸です。
島の味処 こまつ
大島に到着するとお腹が減っていたので、気仙沼大島ウェルカム・ターミナルの近くにある「島の味処 こまつ」で腹ごしらえ。
元気なおばちゃんが不動の人気メニューだと胸を張る鶴亀丼を注文すると大盛りの海鮮丼が登場しました。
さらに海鮮あら汁、牡蠣の燻製、冷奴、漬物、デザートまでついてきて1,650円。こんなの繁華街の国分町で食べたら3,000円を超えちゃうぞ。
三陸の海の幸をお腹いっぱいにいただいて大満足でした。
田中浜
ウェルカム・ターミナルから700mほど歩いたところに広がるのは田中浜。
『おかえりモネ』ではラストシーンのほか、何度も作中の重要シーンのロケ地となったようです。
白い砂浜に透き通る波が打ち寄せていて、まるでリゾート地のような海岸でした。北風がめっちゃ寒かったですけど(笑)。
唐桑半島
大島を離れてもう少し大船渡方面へ進んで訪れたのは唐桑半島。
三陸ジオパークに含まれるここには巨釜半造(おおがまはんぞう)という名勝がありますが、正確には巨釜と半造の隣接する2つのエリアに分かれています。
「これは太平洋。そして水平線の向こう、対岸は7,000km先の北米大陸なんだ……」なんて思うと、地球という惑星が人間には大きすぎるように感じられました。
同時に日常の出来事がちっぽけに見えてきて、なんか色々どーでもよくなってきました。
でっかい海を目の当たりにして気持ちも大きくなってきた僕は、帰宅後に勢いでクルマの見積もり依頼を出しているようです。
だって、さっきディーラーから電話がかかってきちゃいましたもん。こわい。
それじゃあ、また。
カメラ:Canon EOS R6, Apple iPhone11
レンズ:Canon EF17-40mm F4L USM, Canon EF24-105mm F4L IS USM