大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

三陸海岸で大海原のパワーをもらう|宮城県・気仙沼

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仙台から約125km。気仙沼で大海原のパワーを浴びてきました。

気仙沼大島

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停泊している「フェリー亀山」。2019年4月に定期航路は廃止となり、鶴亀大橋にその役目を譲りました

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気仙沼大島大橋(鶴亀大橋)。『おかえりモネ』では島民の悲願として描かれていたようです

NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の主人公たちの出身地として“聖地”となった気仙沼大島。

実はドラマ本編をロクに見ていないのですが、僕の周囲では震災後を生きる等身大のストーリーが好評でした。

今回は妻の「聖地巡礼したい」というリクエストに応えて、鶴亀大橋を渡って上陸です。

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気仙沼大島ウェルカム・ターミナル

島の味処 こまつ

大島に到着するとお腹が減っていたので、気仙沼大島ウェルカム・ターミナルの近くにある「島の味処 こまつ」で腹ごしらえ。

元気なおばちゃんが不動の人気メニューだと胸を張る鶴亀丼を注文すると大盛りの海鮮丼が登場しました。

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鶴亀丼。なんとウニまで乗ってる!豪華!

さらに海鮮あら汁、牡蠣の燻製、冷奴、漬物、デザートまでついてきて1,650円。こんなの繁華街の国分町で食べたら3,000円を超えちゃうぞ。

三陸の海の幸をお腹いっぱいにいただいて大満足でした。

田中浜

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田中浜。紅白歌合戦でBUMP OF CHICKENがここで演奏していましたね

ウェルカム・ターミナルから700mほど歩いたところに広がるのは田中浜

『おかえりモネ』ではラストシーンのほか、何度も作中の重要シーンのロケ地となったようです。

白い砂浜に透き通る波が打ち寄せていて、まるでリゾート地のような海岸でした。北風がめっちゃ寒かったですけど(笑)。

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打ち上げられた廃船が象徴的でした

唐桑半島

大島を離れてもう少し大船渡方面へ進んで訪れたのは唐桑半島。

三陸ジオパークに含まれるここには巨釜半造(おおがまはんぞう)という名勝がありますが、正確には巨釜と半造の隣接する2つのエリアに分かれています。

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ゴツゴツと猛々しい岩壁が続くリアス式海岸を一望できました(巨釜)

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海面からそびえ立つ折石(巨釜)

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真っ青な太平洋に荒々しい崖が迫ります(巨釜)

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岩壁には釣り人が……。お気をつけて(巨釜)

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アップダウンがありますが遊歩道が整備されていて気軽に歩けます(半造)

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地下は侵食で空洞ができており、場所によっては波音が反響して不思議な響きが聞こえます(半造)

「これは太平洋。そして水平線の向こう、対岸は7,000km先の北米大陸なんだ……」なんて思うと、地球という惑星が人間には大きすぎるように感じられました。

同時に日常の出来事がちっぽけに見えてきて、なんか色々どーでもよくなってきました。

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久々のロングドライブを楽しみました

でっかい海を目の当たりにして気持ちも大きくなってきた僕は、帰宅後に勢いでクルマの見積もり依頼を出しているようです。

だって、さっきディーラーから電話がかかってきちゃいましたもん。こわい。

それじゃあ、また。

カメラ:Canon EOS R6, Apple iPhone11
レンズ:Canon EF17-40mm F4L USM, Canon EF24-105mm F4L IS USM