強風が吹き抜ける塩釜港で唯一静かな水面が見られたのは岸壁と浮き桟橋の間だけでした。
この日は風が強いばかりでなく沖合を見ると白波が見えてちょっと時化模様。それでも日曜日なので押し寄せる観光客をさばくために遊覧船の係員は常に動き回っていました。
しかしそんな慌ただしい浮き桟橋の反対側ではさざ波ひとつ立たず、繋がれた和船の下を小魚の群れが音もなく泳いでいました。
海はすぐそこで繋がっているのに対照的な様子が面白く感じて撮った写真でした。
それじゃあ、また。
撮 影:2023年6月 in 宮城県塩竈市
カメラ:FUJIFILM X100V