約5年ぶりに訪れた中尊寺をあとにして向かったのは達谷窟 毘沙門堂でした。
昼食の蕎麦定食をもぐもぐしながらスマホで見つけた達谷窟。
中尊寺からクルマで10分ほどの距離にありましたが、まったく予備知識なしにやってきました。
現地の案内板で知ったのですが、ここは延暦20年(801年)に征夷大将軍 坂上田村麻呂が創建したと伝えられる由緒正しきお堂とのこと。
聖域とされる境内に入ると毘沙門堂ではじまった勤行の声が聞こえてきて、この土地のパワーがじわじわと湧き出てくるような不思議な感覚を味わいました。
参拝しているうちに斜陽が差し込んできて、毘沙門堂が綺麗に照らされました。あんなに朝から曇っていたのに。
なんだか大歓迎されているようです。きっとこの日は毘沙門様にお呼ばれして僕は平泉まで来たんだなと妙に納得です。
嬉しくなった勢いで交通安全ステッカーを買って帰ってきました。
たまに外出先で「あ、ここの土地に歓迎されてるな」という感覚を受けることがあります。このときは達谷窟がそうでした。
さて、もうだいぶ日が傾いてきましたが最後に厳美渓を目指して再びクルマを走らせましたが、その様子はまたあとで。
それじゃあ、また。
撮 影:2023年12月 in 達谷窟 毘沙門堂(岩手県平泉町)
カメラ:SONY α7C II
レンズ:SONY FE 20-70mm F4 G