大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたりするバイクで日本一周した主夫の日記帳

常用の単焦点レンズをステップアップ! ソニー SEL50F18F → シグマ 45mm F2.8 DG DN

f:id:taisho_goes:20191222104212j:plain

2本のレンズで頑張ってます

昨年末からソニーのα7IIIを使っていますが、現時点での僕のレンズラインナップは2本だけ。

まずはFE 24-240mm F3.5-6.3 OSSという便利ズーム。

その名のとおり24〜240mmと広角から望遠までカバーしているので、だいたいのシーンこの1本で済みます。

f:id:taisho_goes:20191222104433j:plain

もちろん解像感やボケについては妥協せざるを得ませんが、どうせ写真で生計を立たりコンテストねらいじゃないんで無問題。

むしろ荷物が減って旅行が楽チンでした。

SEL50F18Fも悪くない

そして2本目は50mmの単焦点のFE 50mm F1.8

絞り開放値はF1.8なので大胆なボケを楽しむことができました。

f:id:taisho_goes:20191222104647j:plain

もう少し安かったなら……

このSEL50F18Fは、ソニー純正のフルサイズ用Eマウントレンズの中では「撒き餌」に分類されるもの。

なんですけど、レビューサイトなどを見ると評判はイマイチ。

f:id:taisho_goes:20191222104845j:plain

一度、被写体を見つけてしまえばAF-Cで追い続けられましたけど、そもそもAFの合焦速度が遅くてイラッとさせられました。

また、写りもそこまで神がかったものではありません。

「所詮は撒き餌だもんね」と言いたいのですが、いかんせんこの純正標準レンズは実売価格3万2千円ほど

レンズの世界では安価な部類に入るとは思いますが、あと1万円安かったら評価は変わっていたでしょうね。

もう少し寄れたなら……

それなりに満足して使っていたのですが、最短撮影距離が45センチと被写体に寄れないことが不満でした。

街ブラしながらのスナップ撮影は問題ないのですが、テーブルフォトになるとちょっとキツい。

f:id:taisho_goes:20191222163346j:plain
SEL50F18Fはスナップ撮影には必要十分な性能でした

f:id:taisho_goes:20191222104751j:plain
必死に上半身を反らして撮影してます(笑)

室内だと思うように下がれないことがあるので、もっときつい。

『一番使うレンズだから、もう少しいいやつを買ってもいいかな?』

なんて思ったので、常用単焦点レンズをステップアップすることにしました。

シグマの標準レンズ

ステップアップした先はシグマの45mm F2.8 DG DN

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07V592WZK/taisho_goes-22/

正直、12月に発売されたばかりのタムロンの35mm F/2.8 Di III OSD M1:2もかなり気になりましたが、色々と考えて45mm F2.8 DG DNにしました。

-5mmの余裕

このレンズに惹かれた最大のポイントが画角。

「標準域の単焦点レンズは35mmか?50mmか?」という論争がありますけど僕は50mm派

というのも、35mmだと画角が広すぎて、余計なものまで入り込むように感じるからです。

しかし、実際に50mmというのは風景を撮ろうと思うと、意外と狭く感じるものです。

ところが、このレンズは45mm。一見すると中途半端な焦点距離に見えますが、この「-5mm」が意外と効いてきます。

画角の比較:(左)SIGMA 45mm F2.8 DG DN(右)SONY SEL50F18F
※中央のバーを左右に動かすと比較できます

『あと一歩後ろに動けばフレームに入るのに、壁があって下がれない……』

なんて経験が50mmの単焦点レンズを使っていると多々あります。

この-5mmというのが「あと一歩」ぶんの範囲だと思うのです。

だいたいクォーターマクロ

撮影倍率は以下の簡単な計算式で出せます。

撮影倍率=焦点距離÷(最短撮影距離-焦点距離)

今回お迎えしたシグマのレンズは24センチまで寄れますので……

45mm÷(240mm - 45mm)≒0.23

ということで、だいたいクォーターマクロと言えるでしょう。

最短撮影距離の比較:(左)SIGMA 45mm F2.8 DG DN(右)SONY SEL50F18F
※中央のバーを左右に動かすと比較できます

候補として悩んでいたタムロンの35mmはハーフマクロ(1:0.5)なので、ちょっと見劣りしますけど、もうこれで僕のニーズは満たされました。

所有欲を満たす造り

このレンズは定価が6万円程度。現在の実売価格は5万1千円くらいになっているようです。

レンズ沼にずぶずぶとハマってしまった人間なら「激安品じゃん」と錯誤して、何も考えずに買ってしまうような値段ですね。

なのに、鏡筒からレンズフードまで金属製。持つとひんやりして、ずしっとくるソリッド感が最高。

アナログな絞りリングから指先に伝わるクリック感も最高。

レンズフードを取り付けると「シューッ」と滑らかな抵抗で回っていくのも最高。

f:id:taisho_goes:20191222141648j:plain

……改めてクレジットカードの請求額を確認します。

これ、5万円のレンズだよね?新品だよね??

コスパ最高です。もはやバランスブレイカーなレンズなのかもしれません。

さっそく遊んできました

言うまでもなく、撮って出しのJPEGも最高だったんです。

とりあえず、サクッと近場で初陣を決めてきました。

f:id:taisho_goes:20191222141707j:plain
定義山に行ってきました

f:id:taisho_goes:20191222141804j:plain
生垣の雪囲いにはうっすらと雪が積もっていました

f:id:taisho_goes:20191222141901j:plain
凍った境内の池。暗所でも潰れずに氷の質感が描画できています

かなりコンパクトな大きさなので、気負いせずにお散歩に連れ出せますし、しっかりとした描写ができているように感じられます。

シグマの標準レンズ

このレンズを触っていると

「標準レンズとは、こういうものなんだよ」

とシグマの開発陣に言われている気がします。

f:id:taisho_goes:20191222142020j:plain

その証拠にシグマ初のフルサイズ機であるSIGMA fpのキットレンズとして、この45mm F2.8 DG DNがついてきます。

写りがよくて当たり前。使い勝手がよくて当たり前。丈夫な造りで当たり前。そして、安価で当たり前。

そんな欲張りな撮り手側のニーズをうまくいなす一本だと思うんです。

f:id:taisho_goes:20191222142050j:plain
本体と合わせても小さなカバンに放り込めるサイズです

いやぁ、最高なレンズですよ。

とりあえず、年末年始の帰省ではこのレンズで嫁実家の猫を撮りまくろうと思います(笑)。

ではでは……。