大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

検証:なぜ僕のソロキャンは失敗したのか

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(FUJIFILM X100V)

アナタも好きねぇ〜

みなさま、失敗談がお好きなようで……

おかげさまで(?)昨日のエントリは当ブログの最高アクセス数を記録しました。

www.taishogoes.com

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満員御礼!いや、こんなはずでは……

ということで、今日は予告どおりソロキャンの反省会を開催します。

要因解析

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要因解析図
細かいことは突っ込まないでください

今回、要因を

  1. 天候
  2. 環境
  3. 目的
  4. 体調
  5. 心理

という5つの観点から検証することにしました。

1. 天候

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(FUJIFILM X100V)

日中の暑さは想定しており、極力、木陰で過ごすように心がけていました。

しかし、この日は最高気温が32度を超えており、常に汗だくでした。

そして日没後も気温が下がらず、20時ごろの時点でまだ28度を超えていました。

撤収を始めた22時過ぎでも26度あり、れっきとした熱帯夜でした。

また湿度も高く、昼過ぎより夜まで低い雲がかかっていたほか、日没後はサイト周辺ではモヤが出ていました。

そのため、フライシートをかけた状態ではテント内はメガネが曇るほどの状態になりました。

後にフライを外してインナーテントだけにしても風が吹かず、あまり状況が改善することはありませんでした。

2. 環境

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(FUJIFILM X100V)

テントサイトは木々に囲まれており、日差しが遮られて過ごしやすかったです。

しかし虫が多く、特に蚊には悩まされてました(今も全身に虫刺されが残ってます)。

蚊取り線香は不携行でしたが、風がないとはいえ、オープンスペースでどこまで有効だったのかはわかりません。

少なくとも、蚊は焚き火台の煙をかわしながら飛んできました。

雑木林の中は日中は過ごしやすかったのですが、夜になると風通しが悪く体感温度は高かったです。

3. 目的

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(FUJIFILM X100V)

ソロキャンに出たくなった理由を考えてみました。

  • 焚き火
  • アウトドアグルメ
  • 文明から離れる
  • 星を見る
  • 静かな時間を過ごす
  • デジタルデトックス

振り返ると、これらの目的のほとんどは日没前に達成できました。

つまり、デイキャンプでも充分でした。

暑いキャンプ場に長時間滞在するのではなく、手短に済ませるのもアリでした。

4. 体調

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(Nikon D750 + Nikon AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR)

日中は水分補給を意識してやり過ごせましたが、夜に急に不調になりました。

やはり、サウナ状態のテントに入ったのが悪かったのかもしれなません。

日没までにペットボトル2Lを飲み干しましたが、トイレには1度しか行っていませんでした。

そして20時ごろに腹痛を覚えて、トイレに駆け込みます。

おそらく、このとき既に軽度の熱中症に陥っていました。

その後も体内の火照りが抜けず、朝までは耐えられないと感じたので撤収を決めました。

5. 心理

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(FUJIFILM X100V)

夜の森は意外と怖くありませんでした。

むしろ、虫の音が心地よく、星空も感動的でした。

正直、夕方に帰ろうか悩みましたが、やはりテントを張らずに帰ると、それはそれで後悔が残ったはずです。

今回は失敗でしたが、その失敗自体に後悔はありません。

再発防止

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(FUJIFILM X100V)

今回の失敗の真因は熱中症です。

天気予報は事前に確認していましたが、夜の気温と湿度まで気を配っていませんでした。

こういった認識の甘さはアウトドアの経験不足に由来する想像力の欠如ということができます。

再発防止策として挙げられるのは真夏日のアウトドアや行楽は慎重に準備&実行するですね。

しかし、これまでに経験したことのない酷暑に対して、現状では対策も体力も追いつかないことを実感しました。

今回のソロキャンは失敗でしたが、とてもよい経験を積むことができました。

これを今後に活かして楽しいアウトドアライフを送ろうと思います。

ではでは。