先日、ひさしぶりに海を見ました。
松島湾は点々と小さな島が浮かぶ光景が綺麗ですね。
ですが、湘南育ち(自称)の僕は砂浜からドーン!と何もない空間が広がっていないと海じゃないように見えてしまいます。
なんか海っぽくないよなぁ……。
そんなことをボソッと言うと、瀬戸内出身の妻がムッとした表情で睨んできました。
あぁ、そうだった。以前にも瀬戸内海を「デカい川」と呼んで嫌な顔をされたんだった。
歳を重ねて、経験が増えてきたからなのか、先入観で物事を判断するようになっている自分に気づきます。
ですが、知っていること、覚えているものは既に過去の情報です。そもそも世界は進み続けるし、自分が森羅万象を知り尽くしているとは考えにくい。
そのため目の前の物事を経験則に当てはめてジャッジする行為は誤解や曲解の温床であり、さまざまなリスクをはらんでいます。
常に初心で接しよう。自分の中に巣食った常識に対して、疑問を投げかけ続けていこう。
「〇〇は〜〜に違いない」「△△は◆◆に決まってる」……そういった勝手に作った公式は捨てていこう。
どんな瞬間でもフレッシュな気持ちで学んでいく姿勢を忘れないようにし、肉体は老いても、心の「常若」を保つように心がけていきたいものです。
……今日はそんな説法のような、自己啓発セミナーのような考えが小島のようにポコポコと浮かびました。
それじゃあ、また。
カメラ:FUJIFILM X100V, SONY α7III, Canon EOS 7D Mark II
レンズ:SONY SEL24240, Canon EF24-105mm F4L IS USM