大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

キヤノン RF50mm F1.8 STM|軽量コンパクトでよく写るレンズ

またレンズを増やしちゃった♪ とはじめてRFマウントのレンズを購入しました。

撒き餌に釣られてみる

今回、購入したのはキヤノン RF50mm F1.8 STM。

俗に“撒き餌レンズ”と呼ばれるエントリー価格帯の50mm単焦点レンズです。本体はEOS R6を使用します。

重さは160gと非常に軽量。サイズは40.5mmですが、EOS R6につけるとグリップ部分とあまり変わらない大きさなので出っ張りは感じさせません。

手のひらに収まるコンパクトサイズの単焦点レンズです

フィルター径は43mmでかなり小さく感じます

さすが純正。統一感ハンパない

気になったのは繰り出し式のレンズ。前玉がむき出し状態で前後に動くと傷がつきそうなのでフードを別途購入しました。

とはいえ、ここはキヤノン純正ではなくサードパーティー製。Amazonで見つけたJJCというメーカーのものです。価格は純正品の半額程度ですが、ぴったりと嵌合しました。

このほか花型フードもラインナップしているようです

これが最先端……

このRF50mm F1.8をつけたEOS R6を片手に何度かお出かけをしてみました。

最初の撮影行は仙台東照宮へ。新緑が深まりつつあるお散歩日和でした

絞り開放f/1.8で撮影。レモン型のボケが少し気になりますが、F3.2くらいまで絞ると綺麗な円形になります

群馬サファリパークにて。旅行中に目に留まったものをスナップしたいとき、僕は50mmを使いたくなります

1.5kg超とヘビー級の100-400mmのレンズを持ち歩くモータースポーツ観戦ではこのRF50mm F1.8 STMが大活躍しています。

160gの軽量ボディなのでカバンの隅っこに忍ばせても邪魔になりません。とくに望遠レンズでは取り回しに困ることが多い展示ブースや会場風景ではサクッと撮影するのに最適です。

ラリーモントレーのフィニッシュ標識。歩きながらでもサッとカメラを構えて撮影できました

観客に見送られてサービスパークを出発するラリーカー。レンズには手振れ防止機構(IS)は備わっていませんが、EOS R6なら本体側で手ブレを抑制できるのでラフに構えても安心感があります

Super Formulaのステージ企画でレースクイーンが自分のチームをPR。カメラを向ける観客をボカしつつも光景の一部として取り込んでみました

正直、描画力や表現力の高みを目指そうとするとキリがありません。ですが趣味の範囲でスナップ撮影を楽しむのであればこいつで十分。

むしろ「お前は本当に撒き餌レンズなのか?」と疑いたくなるほど緻密に描き出してくれます。

今のところEOS R6はマウントアダプター経由でEFマウントのレンズをメインで使っていますが、こんな性能を見せつけられてしまうとRF系レンズへ引っ越しも真剣に考えてしまいます。

そうなると予備カメラとしてEOS 7D Mark IIが使えなくなるから、RFマウントのカメラ本体も同時にそろえないと業務利用のシーンでは怖いよなぁ……。

とっくのとうにレンズ沼に沈められた自覚症状はありましたが、まさか撒き餌でマウントの移行を促されるなんて思ってもいませんでしたわ。

それじゃあ、また。

カメラ:Canon EOS R6
レンズ:Canon RF50mm F1.8 STM
※風景等の作例のものに限る