大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

日本一の紫陽花|みちのくあじさい園(岩手県一関市)

7月17日、朝早くから東北自動車道を北上して岩手県一関市を目指しました。

目的地は「みちのくあじさい園」。日本一とも評される紫陽花の聖地です。

朝早く訪れたので、静かで気持ちのよい森林浴が楽しめました

所狭しと様々な種類の紫陽花が植えられています

紫陽花にセミの抜け殻がついていました。夏ですね

おおくの種類が植えられていて、その違いを見つけるのも楽しみ方のひとつでしょう

ポスターにもなってる紫陽花の池。切り花が小さな池に浮かべられています

“あじさい園”との名称から広大なお花畑を連想していましたが、ほとんどは起伏のある山の斜面を歩くことになります。

すらりと伸びた杉の足元を埋め尽くすように植えられた紫陽花がどこまでも広がる少し不思議な光景に圧倒されます。

カタツムリがのんびりと葉の上を歩いていました

入場口から歩くこと小一時間。木々の向こうに絨毯のように咲く紫陽花が見えてきました

山を抜けた敷地の奥でやっと広大な花畑に出ました

レストハウスを見上げる斜面も紫陽花が埋めています。まるで幻想的なおとぎ話の光景のようです

ガイドが運転してくれるカートも運行されていました。通り過ぎるたびに楽しそうな笑い声が聞こえてきたのが印象的でした

こりゃぁ、日本一の規模と言われるだけあります。入り口でおすすめされたルートを歩くだけでも約2時間かかりました。

訪れた日は涼しい湿気がしっとりと過ごしやすい天気にも恵まれ、紫陽花に露がきらめく絶好の鑑賞日和でした。


このあとは宮沢賢治の晩年の足跡を学びつつ大地の神秘を体感することになるのですが、そのお話はまた後日ということで……。

それじゃあ、また。

カメラ:FUJIFILM X100V