7月17日、朝早くから東北自動車道を北上して岩手県一関市を目指しました。
目的地は「みちのくあじさい園」。日本一とも評される紫陽花の聖地です。
“あじさい園”との名称から広大なお花畑を連想していましたが、ほとんどは起伏のある山の斜面を歩くことになります。
すらりと伸びた杉の足元を埋め尽くすように植えられた紫陽花がどこまでも広がる少し不思議な光景に圧倒されます。
こりゃぁ、日本一の規模と言われるだけあります。入り口でおすすめされたルートを歩くだけでも約2時間かかりました。
訪れた日は涼しい湿気がしっとりと過ごしやすい天気にも恵まれ、紫陽花に露がきらめく絶好の鑑賞日和でした。
このあとは宮沢賢治の晩年の足跡を学びつつ大地の神秘を体感することになるのですが、そのお話はまた後日ということで……。
それじゃあ、また。
カメラ:FUJIFILM X100V