大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

北海道・胆振の自然を満喫するドライブ旅 Vol.3|有珠山

早いもので胆振ドライブ旅も後半戦。今日は洞爺湖有珠山ジオパークで遊ぼうと思います。

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有珠山でトレッキング

ロープウェイ山頂駅すぐのMt. USU Terraceからの眺望。洞爺湖のほか間近に昭和新山が見渡せます

昨日は樽前山に登ってツラい思いをしましたが、朝イチでやってきたのは有珠山。

しっかりと整備されたトレッキングルートがありますので、そこから太平洋や洞爺湖を見下ろそうと思います。

有珠山ロープウェイで一気に登ります。たぶん樽前山よりは楽なルートであるはず

ロープウェイから眼下に昭和新山を望みます。異質な山ですね

山頂駅から火口原展望台までは綺麗に舗装された歩道が続いていました。ここまではスニーカーでもまったく問題ないです

有珠山の山頂付近を見上げると、岩盤が地下から押し上げられて形成された様子がわかります

正面に見えてきたのが銀沼と呼ばれる火口。とにかくデカい。空間把握がバグりそうです

家族連れなどの観光客が訪れることが想定されているのはおそらく有珠山火口原展望台まで。

ここからでも有珠山の火口が一望できてダイナミックな展望を楽しむことができますが、さらに先へ延びるトレッキングコースを進みます。

火口原展望台から伸びる木製の階段からはトレッキングコースになります。そしてゴール地点はちょうど真正面に見える尾根です

ひたすら階段を降り続け、火口と同じくらいの標高までやってきました。木々の間から有珠山山頂が見えます

また少し登ると再び火口の尾根に出てきました。薄曇りになって歩きやすくて助かります

同じ活火山でも樽前山と違って有珠山の土はしっかりとしていて歩きやすいうえ、序盤の階段さえクリアしてしまえば稜線づたいのなだらかな斜面が続きます。

そしてコースの周辺には花がたくさん咲いていて、蝶がひらひらと舞っていて楽しく観察しながら歩くことができました。

ほかにも蝶や羽虫がいましたが、みんな元気に飛び回っていて写真に収めることは叶いませんでした

アルトリ岬と有珠湾、そしてどこまでも広がる太平洋が見えました

ところどころ噴煙が上がっています。過去に何度も噴火してその形を変え続けている“生きている山”の上を歩いています

南外輪山展望台までやってきました。ここまで歩くと洞爺湖が見えてきます。絶景!気持ちいい〜!

南外輪山展望台から少し進んだ地点でトレッキングコースは行き止まりとなりました。左側に見切れているのは洞爺湖。右側には太平洋が一望できます

さて、帰るか!と歩いてきたルートを戻っていきます。

しかし最初に階段を降りてきたということは……登らないといけませんね。しかも最後の最後に。

はい、階段昇降600段、高低差約270m。頑張っていきましょう。

妻「撮っておいて!この“絶望”を!!」—— ここで記録が途絶えている

ちゃんと無事に降りてきました(笑)。山麓駅のレストランで食べた野菜カレー。噴火する有珠山がモチーフになってます。火照った身体にスパイスが染み渡ります


ちょっと記事が長くなってきましたので、2日目は午前中で一区切りといたします。

午後は登別温泉に向かって夜には苫小牧港から帰路につきましたが、そのお話はまた次の投稿にて。

それじゃあ、また。

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撮 影:2023年7月 in 有珠山(北海道)
カメラ:Canon EOS R6, Apple iPhone13
レンズ:Canon EF24-105mm F4L IS USM, Canon RF 50mm F1.8 STM