大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

北海道・胆振の自然を満喫するドライブ旅 Vol. 1|太平洋フェリー(仙台 → 苫小牧)

新型コロナ禍になってからはじめて旅行へ出かけました。目的地は北海道、北の大地で自然を堪能しようと思います。

にぎわう〈きたかみ〉で出航

仙台から北海道は飛行機であれば約1時間。しかしフェリーだと15時間かかります。

現地で遊べる時間が大幅に減ってしまうのが難点ですが、のんびりと過ごす船旅は贅沢な体験となりました。

仙台港にて乗船待機中に〈きたかみ〉を見上げる。ブリッジに斜陽が差し込んでいました

個室はほぼ満室の大盛況。乗り込み時もじわじわと進みながら誘導されていきます

タグボートのアシストで船体を転回して出港です

18時ごろに乗船して、すぐに船内のレストランで夕食にしました。そして19時40分に出港するときには既に日が落ちて真っ暗になっていました。

船内は大混雑。おおかったのは部活動やスポーツチームと思われる学生たちのグループでした。北海道まで遠征試合をしに行くのでしょうか?仲間と一緒にフェリーで移動するなんて、試合以上に思い出に残る夏休みになりそうですね。

朝焼け

夜明け直前の太平洋を進む。次第に東の空が明るくなってきました

この日の海は大変穏やかで快適な船旅……と言いたいところだったのですが、なんだかんだゆったりとした上下動を感じます。

また慣れない船上だったということもあり、朝は夜明け前に目が覚めてしまいました。

どうせ寝付けない予感がしたのでカメラを片手にデッキへ。するとちょうどマジックアワーが始まっていました。

朝と夜の境目。真っ赤な太陽が水平線から姿を現しました

まだ朝4時半なのですがデッキではジワッと暑さを感じました。太陽のパワーを全身で浴びました

水平線から昇ってきたばかりの太陽は蛍光ピンクだったんですね。こんなに綺麗な朝日を見たのははじめてでした。

いざ苫小牧へ

すっかり日が上った10時半過ぎ。ついに苫小牧の街並みがハッキリと見えるようになってきました。

北海道の海の玄関口、苫小牧の街並みが見えてきました

デッキは熱中症になりそうな暑さでしたがスポーツ少年たちは元気に歩き回っていました

入港後は減速して岸壁に近づいていきます。船尾では着岸に向けた準備が進みます

予定通り11時に〈きたかみ〉は苫小牧港に着岸し、ほどなくして下船準備を呼びかけるアナウンスが流れました。

フェリーで北海道に上陸したのは2017年に日本一周して以来です。5年前はバイクでしたが再び愛車で北の大地を走れる日が来るなて思ってもいませんでした。


さて、苫小牧に上陸して行動を開始し始めたのは11時半ごろとなりました。

このあとは昼食を食べてサクッと山に登る予定だったのですが、この日の道南地方は最高気温30度に近い“北海道らしからぬ真夏日”でした。

でも続きの様子は次回以降の投稿で。

それじゃあ、また。

www.taishogoes.com

撮 影:2023年7月 on 太平洋フェリー〈きたかみ〉
カメラ:Canon EOS R6
レンズ:Canon RF 50mm F1.8 STM, Canon EF24-105mm F4L IS USM